こんにちは、でんです。米国S&P500指数に連動する低コストインデックスファンドeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)の純資産総額が9,000億円を突破しました。純資産総額8,000億円に到達したのが11月中旬です。途中株価が上下するラリーがあった中、わずか1カ月程度で1,000億円を集めました。こうした低コストの主要株価指数に連動するインデックスファンドの純資産が膨らむことで、運用がより効率的になってコスト押し下げの効果が見込めます。投資家にとってありがたいです。
国内最大の低コストインデックスファンド
SlimS&P500は時価総額に比例する形で米国を代表する500社余に投資しています。売買手数料無料で信託報酬は年0.0968%以内とインデックスファンドの中でもトップクラスの安さです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象投資信託としても、上場投資信託(ETF)を除く国内インデックス型投資信託としても、最大の純資産総額を誇っています。投資先から得た配当金は分配金として出さずにファンド内で再投資しているため、配当課税を繰り延べており効率的な複利運用ができます。つみたてNISAでも、個人型確定拠出年金(iDeCo)でも運用の主軸となり得る商品です。
「お金の大学」は超人気ユーチューバーの両@リベ大学長氏が著者のマネー本です。お金を①貯める②稼ぐ③増やす④守る⑤使うーをテーマに、保険や税金、副業、株式投資、詐欺の事例、使い方などの基礎的な知識、考え方を網羅的に示しています。大学とあるので難しい本かと思われますが、日本の義務教育をクリアしていれば十分に理解できる難易度になっています。いわば「高校」か「旧制中学」といったところです。ただ、旧制中学は今の大学教養課程並のレベルがあったとされていますので、そこまでの難易度はないです。別な言い方をすれば日商簿記3級はもちろん、FP3級よりも理解、覚えやすい内容になっています。とっつきにくい分野をここまで分かりやすく、しっかりした内容にまとめたのは著者のプロデュース力と社会保険労務士や税理士、証券アナリストら各分野で優秀なブレーンがついている賜物でしょう。保険業界や銀行業界からの評判はすこぶる悪い本ですが、業界に一切忖度せずに個人の資産形成の目線にしっかりと立っていると言えます。
大台は間近
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。SlimS&P500の純資産総額1兆円の大台が現実味を帯びてきています。かつての国内投資信託で純資産総額1兆円を超えていたのは、毎月分配型投資信託など販売会社が売りたいだけの投資家にとって一切メリットのない商品ばかりでした。SlimS&P500のような低コストでまっとうな商品が1兆円を超える日を待ち望んでいます。国内投資信託の純資産総額のてっぺんを取ってほしいです。
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