こんにちは、でんです。あす17日は自民党総裁選が告示されます。菅義偉首相が辞意を表明してから東証株価指数(TOPIX)、日経平均は絶好調で、いずれもバブル崩壊後の1990年以来の高値を更新してきています。もちろん、今月の主要国株価指数別騰落率もトップクラスの好成績です。しかし、日本株の一層の上昇を見込めると思ったとしても、あえてTOPIXや日経平均に連動するインデックスファンドを追加購入する必要は基本的に不要と思います。全世界株価指数に連動するインデックスファンドを通じて日本株を保有すれば十分です。
全世界株インデックスファンドで十分
日本に住んでいる日本人のほとんどは収入を日本円で得て、預貯金も日本円で、将来受け取る年金も日本円です。株式のようなリスク資産まで日本株に多くの配分を割いてしまったら日本円建て資産への集中投資となってしまいます。通貨分散の観点からも全く好ましくありません。日本株は全世界株インデックスファンドを通じて保有するのが一番いいでしょう。例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のような積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象で低コストの投資信託です。基本的には、日本株の比率は数%から10%前後で全く問題なく、どんなに多く保有したい人でも20%程度が限度だと思います(個人的には日本株20%でも持ち過ぎだと思いますが…)。公共団体勤務者や公共団体との取引が多い企業への勤務者ならば、日本株の比率はゼロ~数%でもいいぐらいです。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今まで通り全世界株価指数(日本株の有無は問わない)や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動するインデックスファンドを保有して問題ないと考えます。
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