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個人向け国債変動10人気に

個人向け国債 株式投資の心構え
財務省ホームページより
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 こんにちは、「AERA dоt」に「預貯金より国債『金利上昇0.6%元本割れなし』新NISAでのうまい使い方も」と題した記事が掲載されました。定期預金のみの人にも、新少額投資非課税制度(新NISA)のリスク管理にもぴったりの個人向け国債が今売れているという話です。個人向け国債は日本政府が破綻しない限り中途換金しても、金利が上昇しても元本割れが起きず、あらゆる国内の預貯金よりも信用度は高いです。しかも、個人向け国債変動10年(変動10)の金利は年0.6%と金利大幅上昇になったメガバンクの10年物定期預金の金利よりも3倍高いです。今後さらに金利が上昇すれば、債券価格が下落することなく金利が追随して上昇します。仮に金利が下がっても、最低金利年0.05%は補償されています。ただし、金利下落により債券価格上昇の恩恵は一切得られません。

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新NISAのリスク管理にも

預貯金より国債「金利上昇0.6%元本割れなし」新NISAでのうまい使い方も | AERA dot. (アエラドット)
「投資はしない、定期預金のみ」の人にも、新NISAのリスク管理にもぴったり。金利上昇局面の今、ほったらかし可能な安全資産である「国債」が売れている。AERA 2023年11月27日号より。

 詳しい記事の内容は該当リンクからご覧ください。AERA dоtによると、個人向け国債は金利上昇とともに人気を集めています。今年1月の販売額は2,098億円でしたが、11月分は3,459億円売れています。変動10が2,453億円と大きく人気を集め、以下固定5年が813億円、固定3年が193億円です。個人向け国債は購入後1年間は解約できませんが、1年を経てば直近の金利2回分をペナルティーとして支払い、中途解約できます。数百万円や数千万円の大口で買っていても、購入時同様に最低購入単位の1万円単位で中途解約できます。AERA dоtはさらに、新NISAで低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに投資をしていく人にとっても、個人向け国債は使い勝手がいいと紹介しています。日本のインデックス投資の先駆者で投信ブロガーの水瀬ケンイチ氏の事例を紹介しています。水瀬氏は低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドなどのリスク資産とともに、安全資産を変動10で運用しています。水瀬氏はAERA dоtの取材に対し「ほったらかせるから」と答えています。理由として、変動10は金利情勢に合わせて(引用者注:金利が)上がる時は上がるし、下がっても最低年0.05%は補償されているとしています。高金利の預金情報を追いかけるのは面倒で、調べる手間に対し得られる金利は大したことがないと付け加えています。「銀行預金は1行1,000万円までしか元本が保証されないが、個人向け国債はいくら買っても日本が破綻しない限り元本割れはしない。日本という国の信用度は民間銀行の比ではないと考えた」と明かしています。私の個人向け国債に対する認識を見事に代弁しています。付け加えることがありません。水瀬氏は最後に、リーマン・ショック時にリスク資産が半値にまで下がる中、びくともしない変動10を持っていたことが精神安定に大きく貢献したと振り返っています。個人向け国債はリスク資産の分散先としても、リスク許容度が低い人が運用したい場合でも、極めて有力な投資先だと私も思います。実は「知の巨人」佐藤優氏も、当面使わないお金は変動10に置くといいと著書で述べています。なお、佐藤氏は自分の思想・信条から株式投資には生理的に否定的な見解を持っているとのことです。

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