kawausoさんがオルカン漫画を公開!読んでみたら内容がガチだった(笑)

オルカン漫画を紹介! 投資信託・ETFの選び方
イメージはChatGPTで生成
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 Xで相互フォローしているkawausoさんが、オルカンをテーマにした漫画を制作したと聞きました。タイトルは「オルカンに勝てん!」。全107ページの大作で、Web上で無料公開されています。オルカンの魅力を紹介する漫画なのかなと思い、さっそく読んでみました。ところが、予想していた以上に内容が本格的でした。いや、これはガチの投資理論漫画ではありませんか(笑)。

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オルカンが合理的な理由を理論から解説

 この作品の特徴は、単に「オルカンを買って長期保有しましょう」と説明するだけではないことです。個人投資家や運用のプロが市場に勝ち続けることは、なぜ難しいのか。その理由を、登場人物の会話や図解を交えながら丁寧に説明しています。物語編だけでなく、後半には本格的な理論編も用意されています。リスクとリターン、シャープレシオ、効率的フロンティア、CAPM(資本資産価格モデル)、トービンの分離定理など、投資理論の重要なテーマが登場します。リスクとリターンやシャープレシオは、FP2級やDCプランナー2級などの資格試験でも扱われる内容です。しかし、効率的フロンティアやCAPM、トービンの分離定理まで踏み込むとなると、FP1級やDCプランナー1級といった難易度の高い金融系資格の学習にも通じる本格的な投資理論の世界です。シャープレシオについても、単に計算方法を覚えるだけでなく、ポートフォリオ理論との関係まで理解しようとすれば、かなり奥の深い話になります。正直なところ、一般的な初心者向けの投資漫画を想像して読むと、驚くかもしれません。投資について相当勉強していなければ、ここまで踏み込んだ作品は作れないでしょう。

インデックス投資の考え方を深く理解できる

 私が特に評価したいのは、インデックス投資の合理性を、単なる過去の運用成績だけでなく、理論的な側面から説明していることです。アクティブファンドや個別株投資が、短期的に市場平均を上回ることはあります。しかし、将来も市場平均を上回り続ける投資先や運用者を、事前に選び続けることは容易ではありません。オルカンは必ず最高のリターンを得られる商品ではありませんが、世界中の企業に低コストで幅広く投資できる合理的な選択肢です。この作品を読むと、そうした考え方への理解が深まると思います。

投資初心者から経験者まで参考になる力作

オルカン漫画を紹介!
イメージはChatGPTで生成

 全107ページというボリュームに加え、巻末には資料や出典も用意されています。難しい内容もありますが、物語を通じて考え方を追えるため、投資を始めたばかりの人にも参考になる部分は多いでしょう。一方、ある程度投資を勉強してきた人にとっても、理論を整理し直す良い機会になります。私自身、オルカンを中心とした長期・分散・低コスト投資が合理的だと考えていますが、その根拠を改めて考えるうえでも興味深い作品でした。ここまで作り込んだkawausoさんの熱意には感心します。「オルカン漫画を作った」と聞いて気軽に読み始めたら、思いのほか本格的な投資理論の世界に連れていかれました(笑)。多くの個人投資家にとって参考になる力作だと思います。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。


作品紹介

『オルカンに勝てん!』

作者:kawausoさん

全107ページ・Webで無料公開

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