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S&P500は横ばいなのに平均株-4%。指数の中で何が起きている?

S&P500は横ばいでも 株式投資の心構え
イメージはChatGPTで生成
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 Reutersによると、S&P500指数は9月に入ってほぼ横ばいで、2026年年初来では約13%上昇しています。一見すると米国株市場はかなり堅調です。しかし、500銘柄をほぼ同じ比率で保有するS&P500 Equal Weight Indexは9月に約4%下落しました。さらに11業種のうち8業種が下落し、金融や公益は約5%安となっています。同じ「S&P500の500社」を見ているのに、なぜこれほど差が出るのでしょうか。通常のS&P500は時価総額加重型です。時価総額の大きな企業ほど指数への影響も大きくなります。そのため、巨大企業が上昇していれば、構成銘柄のかなりの数が下落していても指数全体は持ちこたえることがあります。一方、Equal Weight Indexは500社をほぼ均等に持つため、「平均的なS&P500企業」の値動きが表れやすくなります。今回の差は、一部の大型株が指数全体をかなり支えている状況を示していると考えられます。

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オルカンにも通じる話

 これはオルカンにも通じます。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が連動を目指すMSCI ACWIも時価総額加重平均型です。巨大企業の株価が上昇すればその比率も自然に高まり、指数への影響力も大きくなります。つまり、「指数が上がっている=構成銘柄の大部分が上がっている」とは限りません。ただし、これは時価総額加重型の欠陥というより、そういう仕組みの商品です。勝ち上がった企業を多く持てる一方、市場の集中もそのまま受け入れます。個人的には、だからといって均等加重型へ乗り換える必要があるとは思いません。どの企業が次の勝者になるかを自分で決めず、市場参加者全体の評価を受け入れる。そこが時価総額加重平均型の分かりやすさです。指数を見る時は、数字だけでなく「中で何が起きているか」も知っておくと、市場をかなり違った角度から見られると思います。

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