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景気によって勝ち組ファクターは入れ替わる

モメンタム 株式投資の心構え
イメージはChatGPTで生成
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 S&P Dow Jones Indicesが8月21日に公表した、景気・インフレ局面とファクター指数の関係を調べた研究が興味深いです。研究では経済環境を「成長率が上向きか下向きか」「インフレが上向きか下向きか」の組み合わせで4つに分け、バリュー、クオリティ、モメンタム、グロース、高配当、低ボラティリティなどの相対的な運用成績を比較しています。結論をかなり簡単にいえば、「いつでも強いファクターはない」ということです。経済成長や物価の方向によって、優位になりやすかったファクターはかなり入れ替わってきました。これは高配当株やバリュー株、モメンタム株などへの投資を否定する話ではありません。それぞれに合理的な考え方がありますし、長期的な超過リターンを期待する研究もあります。ただ、「最近高配当が強いから高配当へ」「次は景気回復だからバリューへ」と次々に乗り換えて市場平均を上回ろうとすると、話は一気に難しくなります。

※人工知能(AI)を活用して英文翻訳などに活用し、記事を作成しました

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オルカンの合理性を考える参考に

モメンタム
イメージはChatGPTで生成

 まず、現在が景気循環のどの局面にあるかを正しく判断しなければなりません。さらに、その局面で次に強くなるファクターも選ぶ必要があります。しかも、相場は将来への期待を先回りして動きます。景気統計を見て「今はこの局面だ」と分かった時には、株価にはすでにかなり織り込まれているかもしれません。人間、後から景気循環のグラフを見ると全部簡単に見えるのが困ったところです。だからこそ、個人的には資産形成の中心を「長期分散低コスト」に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドにする考え方が分かりやすいと思います。どのファクターが次に勝つかを予測せず、その時々で市場から高く評価されている企業を時価総額に応じて保有できます。もちろん、高配当やバリューなどに明確な考えがあれば、資産の一部でファクター投資をするのはありだと思います。ただし、最近勝ったファクターを追いかけ続けるのとは別の話です。なお、今回の研究は主に米S&P500のファクター指数を対象にしたものです。同じ数字をそのまま世界株へ当てはめることはできません。それでも、「勝つ投資スタイルは経済環境によって変わる」という点は、オルカンのような広範な市場平均をコアにする合理性を考えるうえで参考になると思います。

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