与党の自民と維新は19日、2026年度税制改正大綱を決定しました。大綱に明記した主な方針で、少額投資非課税制度(NISA)のつみたて投資枠を18歳未満も利用できるようにするとあります。2026年の国会で関連法案が成立すれば、早ければ2027年に開始されます。つみたて投資枠で実質的に年齢制限が解除される方向性が示されたことは朗報といえそうです。特定左派野党は反対すると思いますが、中道や保守系野党はまっとうな判断をすると期待したいです。
総額600万円まで

法案が成立すれば、18歳未満のNISAは年間60万円まで投資でき、総額は600万円までとなります。積み立て分を引き出せるのは12歳以上になってからとしています。親世代が勝手に使ってしまうことを防ぐ狙いがありそうです。なお、18歳以上のNISAの年間上限は120万円、生涯投資枠1800万円という上限額は変わりません。

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