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保障の薄い積立保険…

保証の薄い積立保険 時事問題
イメージはChatGPTで生成
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 生命保険会社が若者向けの積立保険を相次ぎ売り出しているそうです。「NISAさえ怖い20代、選ぶは積立保険 預金以上・投資未満」と題した日経電子版の記事で紹介されていました。記事によると、解約時に保険料と運用益の払い戻しを受けられ、元本割れはしないようです。10年満期まで持ち切れば、返戻率は105~106%になるとのことです。ただ、保険としての機能は薄く、死亡した時に最大満期保証金や積立金額の1.1倍までです。払戻率を見る限りでは現状の個人向け国債変動10年の利回り以下としか思えず、預貯金のようにリアルタイムに引き出せるわけでもなく、有事の保証も薄い中途半端な金融商品にしか思えません。数多ある「ボッタクリ積立保険」「ボッタクリ貯蓄型保険」よりはマシですが。

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保険と預貯金、保険とリスク資産は混ぜずに分けて運用

NISAさえ怖い20代、選ぶは積立保険 預金以上・投資未満 - 日本経済新聞
リスクは嫌、でも資産形成はしたい――。新たな少額投資非課税制度(NISA)の活用が広がり、若者の関心もお金に向く。二律背反の願望に目を付けた商品がある。キーワードは「預金以上、投資未満」だ。生命保険会社が若者向けの積立保険を相次ぎ売り出して...

 詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください(有料会員限定記事)。なお、楽天証券に口座を開設し、取引アプリ「iSPEED」をダウンロードすれば日経テレコンからも一定期間読めます。リスクを取りたくない分は預貯金や個人向け国債変動10年、リスクをとってもいい分は時価総額加重平均型の低コスト全世界株式インデックスファンド、自分の身に万が一があり家族が路頭に迷わないようにするならば保証がしっかりしていて掛け金が抑えられる掛け捨ての保険と、目的別に金融商品を分けるのが基本です。保険と預貯金、保険とリスク資産をまぜた保険にろくなものはないと考えて間違えないです。せいぜい薄い保証と微妙すぎる利回り、それでいて無駄に資金が拘束されるのがおちです。日経電子版の記事で紹介されていた積立保険は中途解約時に元本割れが起きない点ではまだましですが、おそらくは手数料の稼げる保険商品を売り込んでいくために顧客とつながろうとする「ドアノック」商品であろうことは容易に想像できます。

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