こんにちは、トランプ米大統領は米東部時間9日(日本時間10日)、9日に発動した分の相互関税について一部の国・地域に90日間の一時停止を許可すると発表しました。5日に課した10%の一律関税は維持するとしています。一方で報復措置を打ち出した中国は、関税を125%に引き上げます。世界中の新聞社や通信社が報じました。報道によると、景気後退懸念で世界中で株安が進む中、対応を明確に分けつつ政策の軌道修正を迫られたといいます。株価は急騰し、米東部時間9日午後3時50分現在、S&P500指数は前日比9.7%超高で推移しています。為替も円安ドル安に転じ、1ドル147円90銭程度で取引されています。急反発に転じるのか、下落相場での一時的な反発なのか、買い時なのか、売り時なのかは分かりません(笑)トランプ氏の言動でコロコロ変わっています。ただ、インデックス投資家にとって、できることは一つだけです。
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資産配分を守って投資を続ける

どんな相場状況であろうと、リスク許容度の範囲内でリスク資産と無リスク資産の配分を守って投資を続けるだけです。「長期分散低コスト」の基本原則に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドと個人向け国債変動10年の運用比率を守っていくだけです。買い時だと前のめりになって無理に資金を突っ込んだり、反対に変動の激しさに不安になり投げ売りしたりする必要はないと思います。投資タイミングやより市場に勝てる銘柄を読むのは専門の教育を受けて最新の情報を得て日々研究をしている機関投資家でも困難な作業です。市場に勝とうとするアクティブファンドの勝率が1~2割程度にとどまり続けていることからも明らかです。いち個人投資家レベルでできると考えないほうが合理的だと思います。
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