こんにちは、「利用者が選ぶiDeCo取り扱い証券会社ランキング、2年連続となった総合1位の決め手と口コミは?」と題した記事がフィナシーに掲載されました。「2025年オリコン顧客満足度調査」を元にした記事で、20~64歳の男女4,214人から「申込手続き」「取扱商品」「情報提供」「サポート体制」「サイトの使いやすさ」5項目から証券会社8社を評価してもらい、ランキング化したといいます。1位はSBI証券69.8点でした。以下2位松井証券69.5点、3位楽天証券69.3点、4位マネックス証券68.9点でした。記事によると、SBI証券の1位は2年連続です。運用商品の豊富さを評価する声があったそうです。上位4社ならば、iDeCoをどこで開設してもいいと思います。特に運営管理手数料が高いケースがみられる地銀などにiDeCoがあるならば、手間や手数料をかけて運営管理手数料無料の上位4社のどこかの運営管理機関(証券会社)に移管する価値は十分あると思います。
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上位4社ならば、どこでもいい。オルカンにこだわるなら…
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(フィナシーの該当記事)
(オリコンの該当ページ)
詳しい記事の内容は上のリンクをご覧ください。個人的な感想を言えば、総合ランキング上位4社は「長期分散低コスト」に合致した時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドを扱っており、運営管理手数料も無料です。どれを選んでもいいと思います。強いて言うならば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)にこだわるならば、松井証券かマネックス証券になります。ちなみに北國銀行でもオルカンの取り扱いがありますが、運営管理手数料が月額319円発生しますので選択肢に入れるのは厳しいと思います。楽天証券にはオルカンと同程度の低コストで、純資産総額が1月30日現在3,000億円超を誇る楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)があり、甲乙つけがたいです。SBI証券はSBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI雪だるま)かeMAXIS Slim 全世界株式(スリム除く日本)が選択肢になります。日本株を含めた全世界株式にこだわるならばSBI雪だるま、日本株を除いた全世界株式でもいいのでより低コストがいいならばスリム除く日本でしょうか。私個人の意見をいえば、オルカンとスリム除く日本は、ほとんど違いがなくほぼ一緒といっていい商品ですので、コスト面の差の方が大きいスリム除く日本がだいたいいいと思います。細かい話をすると、SBI雪だるまは米国の三つの上場投資信託(ETF)を組み合わせて運用しています。全米株式ETF、米国株式を除いて日本株式を含む先進国株式ETF、新興国株式ETFを保有しています。直近ですと、米国株式をアンダーウエートしたり、日本株式をオーバーウエートしていたりします。
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