こんにちは、私は「長期分散低コスト」に基づく時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドと個人向け国債変動10年(変動10)に投資をしています。全世界株式インデックスファンドは端的に言えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)か、それに準じたインデックスファンドです。かつては色々な低コスト投資信託を十数種類保有し、リスク資産は米国株式の比率が80%、それ以外が20%にだいたい近づくように投資していました。しかし、十数種類も投資信託を保有したり、株式内部の配分を考えるのがめんどくさくなり、お金が必要になった時に売却していき、保有する投資信託の本数をだいぶ絞り込みました。課税されずに1本にまとめられるならばオルカン1本にしたいです(笑)
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リスク資産と無リスク資産の配分が大切
株式内の配分よりも、リスク資産(株式)、無リスク資産(変動10)の配分をどう考えるかの方が大切です。受け入れられるリスクの範囲内になるように、リスク資産と無リスク資産の比率を決めます。何があっても絶対に減らしたくない金額を無リスク資産に投じ、残りはリスク資産に投じる形でもいいでしょう。逆に減ってもいいお金をリスク資産に投じ、残りは無リスク資産でも大丈夫だと思います。いずれにせよ、リスク許容度の範囲内となる資産配分にすることが大切です。株価変動への耐性や経済状況、家庭環境、性格などによってリスク許容度は異なります。個々の事情があるので、他人からは適切な配分は分かりません。自分で判断していくしかないです。なお、全世界株式は期待リターン年数%、リスク(1標準偏差)15~20%です。リスクはプラスにもマイナスにも作用する変動幅で、68%が「期待リターン±1標準偏差」の範囲内に収まるとされています。95%が「期待リターン±2標準偏差(リスク×2)」の範囲内に収まるといいます。変動10のリターンは金利(半年に1回変動)です。リスクは金利変動分はあると考えられるかもしれませんが、個人向け国債の特性上、金利変動による値上がり、値下がりリスク(価格変動リスク)はありません。日本政府が破綻するか否かの信用リスクは厳密にいえばありますが、あらゆる預貯金よりも安全性は高く、日本政府の信用は極めて高く破綻リスクは事実上ないと考えられます。価格変動リスクがなく、信用リスクを事実上考慮しなくていい点から、無リスク資産と考えていいと思います。
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