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米時価総額、世界5割迫る

オルカン 株式投資の心構え
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 こんにちは、米国企業の合計時価総額が2日現在、51兆ドル(約7,600兆円)で世界全体に占める割合の48.1%なり、2003年9月以来20年ぶりの高さになっています。6日付日経朝刊1面で報じられました。なお、時価総額加重平均型の全世界株価指数など通常のインデックスファンドに使われる株価指数は浮動株式に基づく時価総額通りの比率になっており、持ち合い株式など市場で売買できない分は除かれています。浮動株式時価総額加重平均では、米国株式の比率は60%程度となっています。話を戻すと、全世界株式に占める米国の株式の比率が高いとか、低すぎるとか考える必要はなく、リスク許容度の範囲内で淡々と浮動株式時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに投資を続けるのがおおむねいいと思います。そうすれば、株式内部ではその時、その時の世界の市場平均におおむね自動で合わせた資産配分で保有が可能になります。自動で強い国や銘柄の割合が大きくなり、弱い国や銘柄の割合が小さくなります。

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長期分散低コスト

アメリカ時価総額、世界5割へ 中国停滞で20年ぶりマネー集中 - 日本経済新聞
【この記事のポイント】・世界の時価総額上位500社のうち米国企業は236社・中国企業は35社どまりで3年前に比べ3割減少・代替投資先として日本とインドにもマネーが流入米国企業の合計時価総額が世界全体の5割に迫ってきた。米国株への集中度は約2...

日経電子版の該当記事(有料会員限定記事です)

 詳しい記事の内容は該当日付の日経朝刊を読むか、日経電子版(有料会員限定記事)をご覧下さい。日経によると、米中のテック企業の景況感の違いや人工知能(生成AI)開発競争で明暗を分け、マネーが中国から米国に流れたとしています。中国の代替先としてインドや日本も浮上しているといいます。今回の日経の記事の見立てが当たり、今後もこの傾向が続くのかどうかは分かりません。「長期、分散、低コスト」の基本に基づき、航路を守った投資を続けるのが賢明だと思います。浮動株式時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドにリスク許容度の範囲内で投資をしていくぐらいしか、個人投資家ができることはほぼないと個人的には感じています。

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