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コストの差も複利で…

NISA恒久化イメージ 株式投資の心構え
NISAの抜本的拡充・恒久化イメージ(金融庁資料より引用)
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 こんにちは、経済評論家山崎元氏は「アクティブファンドに関する事実の確認」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に再掲しました。2009年4月に寄稿した記事で、初回掲載日の数日前付の日経朝刊に掲載された田村正之氏の署名記事を紹介した上で、ポイントを解説しています。①長期に保有するとコストの影響は複利で効く②アクティブ型の保有コストは高い②アクティブ型の運用成績は市場平均を下回る―などを挙げています。まさにアクティブファンドの「不都合な真実」を記していると思います。新少額投資非課税制度(新NISA)開始を前に、多くの人が読んだ方がいい話だと感じてなりません。

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成績の平均は劣り、事前に選べない

アクティブファンドに関する事実の確認 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
※本記事は2009年4月17日に公開したものです。 4月12日(日曜日)の「日本経済新聞」(第13面)の「SUNDAY NIKKEI」に「今さら聞けない投資の基礎(中)」として、主に投資信託の保有コストに関するデータと説明が載っていた(執…

 詳しい記事の内容は該当記事のリンクからご覧ください。山崎氏は、田村氏が執筆した日経の記事を紹介し、年率4%で20年運用した場合のコストの違いによるリターンの差を示しています。コスト年0%で219.1%、1%で180.6%、2%で148.6%、3%で122.0%と年コストが1%違うだけで、大きな差がついているのが分かります。山崎氏はさらに、利回りが多くなればなるほど、コストの違いによる運用結果の差は一層大きくなると補足しています。他にも様々な論点でアクティブファンドの事実を端的に示しています。ぜひご一読ください。山崎氏は結論として、アクティブファンドの運用成績の平均は(保有コストの高さゆえに)インデックスファンドに劣るのとともに、相対的に優れているアクティブファンドを事前に選ぶのは不可能で、経験的にも理屈的にもこれら二つの命題が同時に成立しているとしています。なお、山崎氏は「コメント」で、アクティブ運用に対する山崎氏自身の認識が再掲記事をたどると時代を追うごとに変化していることが分かり、少し面白いと明かしています。

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