スポンサーリンク

NISAとiDeCoの投信乗り換えの考え方

iDeCo拠出限度額 株式投資の心構え
2022年10月からのiDeCo拠出限度額(iDeCo公式ページより引用)
スポンサーリンク

 こんにちは、1級DCプランナーで確定拠出年金(DC)に精通している山崎俊輔氏が「投資信託の手数料引き下げ、乗り換えるべき?NISAとiDeCoの場合はどうする?」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」で掲載しました。山崎氏は乗り換える条件として①同一の投資対象および運用方針で投資する投資信託で②運用コストの引き下げが生じ、自分が保有する投資信託より低コストの投資信託が誕生したーを挙げています。多くの人にとって、考え方の参考になると思います。なお、運用管理費(信託報酬)が年0.2~0.3%以上差があるのは別として、私個人は運用状況や総経費率を1~2年は最低チェックし、純資産総額が百億円以上かつ右肩上がりであるのを確認してからでも遅くないと思います。

楽天証券広告

 

スポンサーリンク

iDeCoならば積極的乗り換えOK

投資信託の手数料引き下げ、乗り換えるべき?NISAとiDeCoの場合はどうする? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
三菱UFJ国際投信は9月8日から、主力インデックス(指数連動型)投資信託「eMAXISSlim」シリーズの運用管理費用(信託報酬)を引き下げました。 個人投資家から人気の高い「eMAXIS(イーマクシス)Slim」シリーズのコスト引き下…

 詳しい記事の内容はトウシルの該当記事をご覧ください。山崎氏は売却と同時買い付けで注文するならば、タイミングは気にしなくていいとしています。同意です。たとえ売買が数日から数週間ずれても、長期的に見ればほとんど誤差ですので神経質になる必要は全くないと思います。山崎氏は課税口座で運用益に課税されてしまう点や新旧少額投資非課税制度(NISA)制度の違いによる売却後の取り扱いの違いにも言及しています。現行の(旧)NISAでは一度売却した分の投資枠は二度と復活しません。これに対し、新NISAでは売却した資産の投資元本分が翌年の生涯投資枠に追加されます。ただ、同時に乗り替えた場合、原則は成長投資枠で買い付けることになりますので、つみたて枠で買った分を売却した分でも成長投資枠に移ってしまいます。ただ、山崎氏は「個人にとって年間投資額360万円という点を加味しても大きな問題にならない」としています。一方、iDeCoは低コスト投資信託への乗り替えにデメリットがほとんどないと強調しています。iDeCo内では非課税投資枠が継続してできますので、投資信託乗り替えによる課税がないのに加え、売却した分の投資枠の消滅や一時消滅もありません。運用投資信託を乗り換える「スイッチング」という手続きを取ればOKです。ただし、設定年が古い投資信託に多い信託財産留保額ありの場合は信託財産留保額分は負担しなければなりません。

Amazon広告

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました