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「山元流」搾取から逃れる働き方と資産運用

オルカン 株式投資の心構え
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 こんにちは、経済評論家山崎元氏が「『搾取』から逃れる『働き方』と『資産運用』」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に掲載しました。山崎氏は「経済は、主にリスクを嫌う人が安く働くことで、資本の形でリスクを取っている人に利潤を提供することで回っている」と述べています。現代の労働は、少なくとも法的・権利的に労働者側の離脱の自由を伴う自発的な行為で、多くの会社員が自発的にマルクス経済学でいうところの「搾取」されているとしています。その上で搾取から逃れる4つの方法を提示しています。資産運用のみならず、働き方や生き方を考えるきっかけになる記事だと思います。

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※当ブログ管理人はマルクス経済学にそこまで詳しくないですが、マルクス経済学を世界革命やプロレタリアート独裁と結び付けてレーニン(実質的にスターリン)の個人崇拝につなげたマルクス・レーニン主義やコミンテルンの支配下にあった旧コミンテルン日本支部による「講座派」の考え方には全く与しません。マルクス経済学や資本論の解釈、明治維新や戦前の日本の捉え方などを誤っていると思います。しかも、旧コミンテルン日本支部は「敵の出方論」に基づく暴力革命の可能性を否定しておらず、日本政府が破防法に基づく監視団体としています。あえて言えば、決して政治的立場に関して支持しているわけではありませんが、相対的には日本の「労農派」の考え方に分があります。マルクス経済学や資本論の解釈、明治維新や戦前の日本の分析は、理に適っていると思います。

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現代は労働者でも簡単に資本家になれる

トウシルの該当記事リンク

「搾取」から逃れる「働き方」と「資産運用」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
トウシルの読者は「搾取」という言葉を日常的には使わないかも知れない。主にマルクスの文脈で使われる言葉だからだ。筆者も例外ではなかった。搾取の「搾」は簡単な漢字だが、つい最近まで、読めるけれども、書くとなる2、3秒考えてからになるような文…

 詳しくは該当記事をご覧ください。搾取や経済についての山崎氏の説明、資本を巡る利害関係の相関図は明快かつ多くの人にとって参考になると思います。山崎氏は四つの対策として①転職のオプションを持つ②特技を持つ③副業を持つ④余裕のお金を持つーです。④の余裕のお金を持つの中では、労働者も収入の一部を投資に回し部分的に資本家になることは可能であり、「合理的」だとしています。ただし、資本のリターンの有利性は絶対的ではなく注意が必要だと付け加えます。資本のリターンはリスクがあるからこそ、無リスク資産のリターンよりも大きくなりやすいのであり、投資で大失敗は常に起こりうると考えなければならないと述べています。当ブログ管理人も、できることや自分に合っているものを複合的に取り入れていけばいいと思います。複数の金融資格獲得やブログを続けるなどして、少しずつでも楽しみながら②や③を得られるよう続けていきたいです。④に関し運用に回せるお金はリスク許容度の範囲内で低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、個人向け国債変動10年などに投資をして運用しています。ただ、山崎氏は④に関し、金融商品の販売現場にも搾取があると注意します。対面型の営業をしている金融機関の収益を考えると、投資家がリスクを背負って得たトータルリターンから、取引手数料や運用管理費などの手数料を得ています。なお、リスクは100%投資家が背負っています。営業担当者の言う通りに頻繁に運用商品を入れ替えていると、搾取される手数料は大きくなります。

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