こんにちは、2024年から導入予定の新少額投資非課税制度（新NISA）を活用した投資の基本的な考え方は現行のつみたてNISAを引き継ぐつみたて投資枠が軸になります。生涯投資枠全額をつみたて投資枠で埋めて何ら問題ありません。NISAと個人型確定拠出年金（iDeCo）、企業型DCに精通している竹川美奈子氏が非常に分かりやすくためになるコラムと生涯投資枠の本質が一目で分かるイメージ図を楽天証券コラム「トウシル」に記していました。多くの人にとって必見です。
竹川美奈子氏によるトウシルのコラム「新NISA第一歩は、つみたて枠を使った積み立て投資から」
【楽天証券口座開設ページ】
つみたて枠も成長投資枠も低コストインデックス型
竹川氏の生涯投資枠のイメージ図【表】が極めて分かりやすいです。1,800万円全額つみたて投資枠で埋めることができ、成長投資枠は使うならば最大1,200万円と一目で分かります。つみたて投資枠600万円＋成長投資枠1,200万円というのは誤解だと腹落ちします。竹川氏のコラムを端的にまとめると①「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が新設、年間360万円まで投資可能②つみたて投資枠を優先的に使い資産形成の土台に③余裕資金がある人は成長投資枠でキャッチアップ投資－です。多くの人はつみたて投資枠も、成長投資枠も同じつみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託に投資するのが基本と主張しています。一方、成長投資枠で個別株やアクティブ型投資信託に投資を希望する人への一定の理解も示しています。なお、当ブログは竹川氏の主張通り、つみたて投資枠も、成長投資枠も、同じつみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託でいいという立場です。具体的に言えば、時価総額加重平均型の全世界株（含む日本）が基本かつ王道です。全世界株（除く日本）、先進国株（除く日本）、全米株、S&P500でもいいと思います。個別株やアクティブ型投資信託、高配当株価指数連動などのスマートベータ投資信託はNISA枠を全額埋めた後にどうしてもほしいならば課税口座で保有すればいいと考えています。竹川氏は新NISAに対応した解説本出版に向け準備を進めているとのことです。ぜひ読みたいと思っています。
【竹川氏の俊玉のiDeCo解説本（2024年改正にも対応済です）】
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