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つみたてNISA導入で投信コスト大幅減

オルカン表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、モーニングスター・ダイレクトによると、国内の株式インデックス型投資信託の運用管理費(信託報酬)の純資産総額加重平均は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)が明らかになる前の2016年の年0.65%から、つみたてNISA制度が定着してきた2022年には半分の0.33%にまで下がりました。2018年のつみたてNISA導入で低コスト投資信託が増加したことが要因とみられます。日経電子版で6日掲載されたコラム「つみたてNISAの投信コスト革命 歓迎したい若い投資家」で示されました。くしくも同日にはeMAXIS Slim 米国株式がつみたてNISA対象インデックス型投資信託として初めて上場投資信託(ETF)を除く国内公募株式投資信託で純資産総額日本一に輝いています。2024年から導入予定の新NISAでも、つみたてNISA対象で低コストのインデックス型投資信託に投資をしていきたいです。

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成長投資枠でも低コストインデックス型が基本

つみたてNISAの投信コスト革命 歓迎した若い投資家 - 日本経済新聞
2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)。つみたてNISAと成長投資枠に分かれるが、金融庁が制度の主軸と位置づけるのはあくまでつみたてNISAだ。対象は金融庁が長期の資産形成に適していると判断する投資信託で現在約220本。投...

 コラムでは、株式インデックス型投資信託の信託報酬低下に加え、つみたてNISAができた背景、つみたてNISA口座数が増加傾向にあるデータ、投資信託コスト低下による投資家の恩恵、新NISAの投資の考え方などが記されています。多くの人にとって、とても参考になる内容です。ぜひリンクからお読みください(該当記事は有料記事ですが、会員登録をすれば月10本まで無料で読めるそうです)。今回の記事では、新NISAの投資の考え方に絞って当ブログの考え方を記したいと思います。はい、日経電子版のコラムと同じ見解です。新NISAでも、つみたてNISA部分も成長投資枠も、つみたてNISA対象で低コスト株式インデックス型投資信託に投資をするのが基本です。さらに言えば、時価総額加重平均型の全世界株(日本含む、日本除く)、全米株、S&P500、先進国株に連動した商品を選べば大筋でいいと思います。基本かつ王道なのは全世界株(日本含む)です。一つ具体的な商品名を挙げれば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)です。なお、成長投資枠ではつみたてNISA対象商品に投資ができず、アクティブ型投資信託や個別株に投資をしなければならないというのは危険な誤解です。ただでさえ銀行や店舗型証券会社は成長投資枠で高手数料アクティブ型投資信託を強力にプッシュしようと画策しています。そういった誤解は営業攻勢の餌食になる可能性を高めてしまいます。成長投資枠でつみたてNISAと違う金融商品を買う必要はなく、同じ低コストインデックス型投資信託に投資して何も問題ありません。成長投資枠向け商品なんてものは銀行や店舗型証券会社が生み出した幻想であり、存在しないと考えていいと思います。

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