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ヘッジファンド、14年ぶり勝利

ヘッジファンド 株式投資の心構え
ヘッジファンドとS&P500指数のリターンの比較(日経電子版より引用)
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 こんにちは、2022年の世界の主要ヘッジファンドの平均運用利回りが14年ぶりに米S&P500指数を上回りました。日経電子版が5日報じました。ヘッジファンドの2022年1~11月の平均収益率がマイナス4.11%で、同期間のS&P500指数はマイナス17.70%でした。2022年の結果を受けたとしても①結局マイナス②10年以上も指数に圧倒的敗北‐というのがヘッジファンドへの感想です。

ヘッジファンド運用成績、14年ぶり米株指数上回る - 日本経済新聞
【ニューヨーク=竹内弘文】世界の主要ヘッジファンドが2022年の波乱相場を乗り切り、堅調な運用成績を出している。平均的な運用成績は米株式指数を14年ぶりに上回る見通しだ。22年は米連邦準備理事会(FRB)をはじめとした中央銀行の金融引き締め...

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インデックス投資でOK

ヘッジファンド
ヘッジファンドとS&P500指数のリターンの比較(日経電子版より引用)

 ヘッジファンドは上昇相場でも下落相場でも常にプラスを目指しており、運用管理費(信託報酬)はインデックス型投資信託と比べ物にならないぐらい高いです。日経電子版によると、確かに2022年のヘッジファンドの平均リターンは下落とはいえ指数よりも大きく上回っています。中には同期間に7%を超える収益を出したヘッジファンドもないこともありません。2022年以外には2008年の金融危機(リーマン・ショック)直撃時も下落したとはいえ、指数の成績を大きく上回りました。しかし、ヘッジファンドの平均リターンは2009年から2021年まで指数に負け続けました。しかも、2013年や2019~2021年は指数に大きく劣後しました。高いコストを払った結果には到底見合わないと言わざるを得ません。成績がいいヘッジファンドを探せばいいなんていう意見もありますが、ある年に成績の良かったヘッジファンドが翌年もいいとは限りません。ヘッジファンドに限らず、事前に成績の良いファンドを選択することはほとんどの投資家にとって困難です。基本通り、全世界株や全米株、S&P500、先進国株の低コストインデックス型投資信託を選ぶのが多くの投資家にとって再現性が高く、無難です。

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