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インフレでも何でも長期分散低コスト

つみたてNISAイメージ 株式投資の心構え
つみたてNISAのイメージ画像(日経電子版より引用)
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 こんにちは、経済評論家の山崎元氏が楽天証券のコラムページ「トウシル」で、「インフレ環境下の投資、個人投資家はどう考えるべきか」をテーマの記事を執筆していました。山崎氏は「インフレがあろうと無かろうと、『長期、分散、低コスト』の3原則を守り、自分にとって適切な額のリスク資産をじっと保有することが基本」と主張していました。リスク資産は長期的にインフレに中立で、リスクに対してリスクプレミアムが期待できる株式を指しています。筆者も全くもって同意です。

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インフレ環境下の投資、個人投資家はどう考えるべきか | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
久しぶりにインフレがやってきた。長らくデフレ脱却に苦しみ「2%」のインフレ率目標が達成できなかった日本でも、10月の消費者物価指数は対前年比3.6%と、目標水準をクリアしている。しかし、直接的には、海外発の資源価格高騰と円安の影響が大き…

 山崎氏はコラムでインフレの原因と先行きを述べた上で、「『インフレ』は金融業界にとって『老後不安』と並ぶ、有力な『商材』の一つだ」と看破しています。銀行や店舗型証券会社の営業担当者が不安をあおって証券口座を開設させ、個別株や高手数料投資信託を売りつけるなんて話はよく耳にします。インフレ以外にも2022年には「円安」で不安をたきつけられた結果、外貨建て貯蓄型保険、外貨預金などのボッタクリ高手数料金融商品が人気を集めました。事実、筆者にも「円安不安をあおられ外貨建て貯蓄型保険加入を強く勧められたけどどうすればいい」という相談が複数寄せられました。コラムに話を戻すと、山崎氏は株式投資のリターンは「リスクフリー金利+リスクプレミアム」を期待することが妥当と述べ、株価の理論モデルを示しています。株式を投資する手段として確定拠出年金(DC)、少額投資非課税制度(NISA)といった税制優遇制度を活用することを推奨しています。株式に加え、固定利付債、コモディティ、不動産などの投資対象とインフレの関係も述べています。

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