こんにちは、筆者個人は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象で時価総額加重平均型の低コスト全世界株、全米株、S&P500、先進国株インデックス型投資信託ならば、正直どれを選んでもいいと思っています。株式に関しては100点満点で80~90点以上は確保しているといった感想です。ただ、全世界株(日本含む)が基本かつ王道であるのを念頭に置いた上で選択した方がいいと思います。具体的な商品名を一つ挙げれば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)です。
筆者自身は米国株多め、日本株少なめ
筆者自身の投資方針は株式は最大60%程度の下落を見込んだ上で全世界株式インデックス型投資信託と個人向け国債変動10年などに分散投資をしています。株式はドルを中心とした外貨建て資産をほとんどとし、債券は個人向け国債など円建て資産を中心としています。長期的な株式のリターンは為替リスクがそれほど気にならなくなると考える一方で、債券のリターンは長期になっても為替リスクが大きな割合を占めるからです。加えてリターンは株式に任せ、債券は株価下落や円高時のクッションになればよく多くのリターンを求めていません。株式部分はオルカンに比べ米国株を多めの配分にし、新興国株をやや少なめ、日本株を少なめにしています。新興国株は魅力がある一方で株式市場の法整備が未成熟で投資コストがかさむからです。日本株は給料や年金を円で得るため、リスク資産は外貨建て資産中心でいいと考えているからです。加えて投資の世界にありがちなホームカントリー(自国株)バイアスを意図して避けようとする意味もあります。日銀に東証株価指数(TOPIX)や日経平均の上場投資信託(ETF)を買い支えられているのも懸念材料です。ちなみに、日本株がバブル以降いまだに高値を更新していないなんて理由は全く関係ありません。なお、投資信託で一番好きなのはeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)であると申し添えます。
迷うならオルカンでいい
筆者自身は自分なりの考えで米国株多め、日本株少なめにしています。それでも、世界中の株式に投資をするよう心掛けています。特に自分なりの好みの配分がなかったり、どのインデックス型投資信託を買うか迷うならば時価総額加重平均型の低コスト全世界株インデックス型投資信託を買うのがいいと思います。つまりオルカンです。なぜならば、世界の株式市場の騰落を一切予測せず、世界の時価総額配分に任せた基本かつ王道の投資信託だからです。全ての投資信託の中でオルカンに反論するのが一番困難です。筆者自身、投資をしていない家族や友人にいい株式投資先を聞かれた時は、オルカンを第一選択肢として紹介しています。オルカンと個人向け国債変動10年、オルカンと現金の分散投資がシンプルかつ分かりやすいかもしれません。それすら面倒でバランスファンド1本で済ませたいならば、全世界株と全世界高格付け債券にそれぞれ時価総額通りに投資ができる楽天・インデックス・バランス・ファンドシリーズがいいと思います。コストも安いです。
楽天証券はつみたてNISA対象の全世界株、全米株、S&P500、先進国株の低コストインデックス型投資信託を多数扱っています。投資信託は全て購入時手数料が無料です。主軸指数に連動する東証上場投資信託(ETF)の一部は取引手数料が無料で、米国ETFの一部は購入手数料が無料です。個人向け国債も手軽に投資ができます。
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