こんにちは、でんです。米国主要500社で構成されるS&P500は20日も続落しています。米東部時間午後2時10分現在、年初来下落率が20%を超えています。米国上場企業のほぼ全てをカバーする全米株価指数の年初来下落率は21%超です。ハイテク銘柄で構成されるNASDAQ100に至っては年初来下落率が暴落判定の目安である30%に迫っています。しかし、はっきり言えば全くもって正常かつ普通の下落率です。可能性として問題なく起こり得る範囲に余裕で収まっています。落ち着いて方針と資産配分を守り、冷静に全世界株などの低コストインデックスファンドに長期投資を続けて何も問題ありません。
投資方針を守って
全世界株や全米株、S&P500、先進国株に数十年以上投資した場合の年平均リターンは5~7%とされています。しかし、1年単位で見ればプラス50%以上になることもあれば、反対にマイナス50%以上になることもありえます。1年単位ではマイナス20%なんて、歴史的でも記録的でもなんでもない、ごく当たり前の株式市場の一局面にすぎません。ちなみに、リーマン・ショック時は高値から50%近く暴落しましたし、90年以上前の世界恐慌は高値から90%近くの時価総額が吹き飛びました。今回の下落が歯止めがかからず、高値から半値近くまで下落するのか、不安定な相場が続くのか、下落に歯止めがかかるのか、反転上昇するかはまったく分かりません。プロ中のプロの機関投資家も含めて、予想は困難だと思います。タイミングを図って繰り返し売買したり、投げ売りしたり、必要以上に買いに走ったりしないように注意したいです。保有を続け、毎月積み立て(一括)投資を続けていくのが得策です。特に、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)は最優先で投資資金を回し、ペースを守った投資を心掛けたいです。ただし、株価変動とは関係なくライフサイクルの変化で投資金額を変更するのは全くもって問題ありません。むしろ、人生で本当にお金が必要になったら相場状況に関係なく、最高の売り時なので躊躇なく売却です。ちなみに、年平均5~7%にはリーマン・ショックや世界恐慌といった歴史的大暴落を含めた数値です。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
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