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米国株式ほぼ全て保有(Fund of the Year 2021⑧)

楽天VTI表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。個人投資家が証券会社の宣伝やうたい文句に惑わされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021(FoY)」でランキング入りした投資信託や上場投資信託(ETF)を不定期連載で紹介しています。第8回目は楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)です。楽天VTIは極めて低コストで、1本で時価総額通りに米国株をほぼ100%カバーしています。

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大中小型株式全てカバー

楽天VTI仕組み
楽天VTI経費率

 楽天VTIはCRSP USトータル・マーケット・インデックス(全米株価指数)に連動しています。米国株のほぼ100%に相当する約4,000銘柄をカバーしています。同じ株価指数に連動する米国ETFのバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資をする形を取っています。VTIは純資産総額が30兆円を超える米国でもトップ3に入る巨大ファンドです。日本トップの巨大企業トヨタ自動車(7203)の時価総額に匹敵する規模です。楽天VTIは純資産総額が4,500億円を超えており、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象投資信託(ETF除く)で2番目の規模を誇ります。売買手数料無料で、信託報酬(維持経費率)は年0.162%と格安です。設定以来分配金を出しておらず、ファンド内で再投資する形を取っています。配当課税が繰り延べられるため、効率的な複利運用ができます。楽天証券や松井証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)でも運用できます。

運用の中軸に有力

 

楽天VTI表紙

 楽天VTIは低コストかつ、主要株価指数に連動しています。純資産総額規模も十分にある上に右肩上がりで成長しています。文句なく、つみたてNISAやiDeCoで運用の中軸に据える有力な候補の一つになると考えています。今後も機会を見てFoY2021ランク入り投資信託を紹介していく考えです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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