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株価の値動きに惑わされない

敗者のゲーム新書版株式・債券・現金収益率 株式投資の心構え
敗者のゲーム第8版より。株式は運用期間が長期になればなるほど含み損になる可能性が小さくなるが、資産額自体のブレ幅は大きくなるので、結果としてリスクは大きくなると言える
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 こんにちは、でんです。7日の東証株価指数(TOPIX)が先週末比2.76%安で引けました。日本最大の時価総額を誇るトヨタが6.53%安と大幅に下落しました。S&P500指数もマイナスで寄り付きました。午前9時50分現在、0.8%超安となっています。欧米日がロシア産原油の禁輸措置を検討したり、ウクライナでの戦禍拡大が景気後退につながったりするとの警戒感が広がったと新聞や通信社が報じています。しかし、今の株価の値動きは時間がたてばたつほど、誤差になる可能性が高いです。全世界株や全米株、S&P500指数、先進国株のインデックスファンドに長期投資をしているならば、株価の値動きに惑わされる必要は全くありません。

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暴落を乗り越え続けた

敗者のゲーム新書版株式・債券・現金収益率
敗者のゲーム第8版より

 全世界株などは世界恐慌やリーマン・ショックなどの歴史的な大暴落や二度の世界大戦を乗り越え、最高値を更新してきました。世界恐慌では高値から90%近く、リーマン・ショックでは高値から50%近く時価総額を吹き飛ばしました。しかし、こうした大暴落を含めた上で20年以上の長期になれば年平均リターンはプラス数%から十数%の範囲に収束してきます。一時的な下落で投げ売りしてしまえば、その後の上昇を得ることができません。さらに、長期になればなるほど、複利効果で資産の増加が加速します。あくまで目安ですが、例えば年平均利回り5%ならば10年で1.7倍程度、20年で2.8倍程度、30年で4.5倍程度と年数を重ねるごとに資産の伸びは加速します。ただし、実際には5%程度になる年は少なく、各年のリターンはバラバラですので注意が必要です。プラス数十%からマイナス数十%とぶれがあります。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

※長期になればなるほど年平均リターンはプラス域に収まる小さい範囲内に収束していきますが、総リターンのぶれ幅は大きくなります。

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