こんにちは、でんです。株価指数を開発・算出している米国MSCIと英国FTSEラッセルは4日までに、自社が算出している全ての株価指数からロシアを除外すると発表しました。ロシアによるウクライナ侵攻で経済制裁を受け、モスクワ証券取引所で売買停止が続くなどロシア株に投資ができない状況が続いているためとしています。MSCIは9日、FTSEは7日から適用します。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)など国内の積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象の投資信託の保有対象からもロシア株が外れることを意味します。
オルカンや楽天VTから消える
ロシア株に投資をしているつみたてNISA対象投資信託は、オルカンの他、Slim全世界株式(除く日本)、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)、Slim新興国株式など全世界株、新興国株に連動するインデックスファンドです。ちなみに、運用会社の公開資料によると、ファンド内のロシア株の比率は2月末現在で、オルカンが0.20%、Slim除く日本が0.21%、Slim新興国株式が1.71%です。最近のロシア株や通貨ルーブル暴落で、交付目論見書などから推測された比率よりも低くなっています。現在の比率はさらに下がっているとみられます。比率から判断すれば影響は極めて軽微とみられます。
国際分散の大切さ
国際分散投資の大切さを改めて感じます。加えて新興国株式への配分の割き過ぎには注意をしなければならないと痛感します。また、日本で生活している日本人は、資産の通貨分散の観点から日本株の比率を一定以下にする必要も感じています。新興国株+日本株で20%が個人的には上限だと思います。まあ、オルカンや楽天VTのような全世界株に時価総額通りに投資をする投資信託を買えば教科書通りの国産分散投資ができます。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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