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変動10、金利年0.13%

個人向け国債変動10(2022年5月新発) 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。個人向け国債変動10年(変動10)の金利が年0.13%(税引き後0.1035905%)となりました。メガバンクの定期預金金利の数十倍です。さらに、楽天証券と連携(マネーブリッジ)させた際の楽天銀行のプレミアム金利年0.1%(預金額300万円以下まで)をも上回っています。全世界株や全米株、S&P500、先進国株インデックスファンドとの分散投資先として変動10は有力です。

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金利上昇、株価下落に強い

個人向け国債変動10(2022年5月新発)

 変動10の強みは市中金利の上昇に追随して利回りが上昇するのにも関わらず、通常の債券で発生する価格下落が起きずに固定されていることです。金利上昇時や株価下落時に強さを発揮します。債券では大きな影響を与える為替リスクがありません。全世界株インデックスファンドなどの分散投資先として有力な商品の一つです。日銀の金融政策により海外の金利よりも依然として最低水準の金利が続き、金利下落余地がない状況となっています。変動10は日本政府(財務省)が毎月発行しています。満期は10年間ですが、発行後1年を経過すればいつでも中途換金が可能です。中途換金時に直近2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれます。中途換金時を含めて日本政府が債務不履行にならない限り元本割れはしません。日本政府の破綻の可能性は極めて小さく、メガバンクやゆうちょ銀行を含めた市中銀行の預貯金よりも正直、安全度は高いと思います。変動10が元本割れする事態つまり、日本政府が債務不履行になる事態になれば、市中銀行はほぼ間違えなく無事ではありません。弱点も当然あり、金利下落時に通常の債券で発生する値上がり益は、変動10では価格が固定されているため得られません。5月発行の第145回変動10は4月28日までが募集期間となっています。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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