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S&P500、1カ月で5%弱下落…

敗者のゲーム長期 カープ応援企画
1980年から2008年の間、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響(チャールズ・エリス著 敗者のゲームより抜粋)
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 こんにちは、でんです。米国S&P500指数は9月1カ月間で4.79%下落しました。昨年春の新型コロナショック以来、1カ月で最大の下げ幅となりました。しかし、1カ月で5%程度の下落はここ20年では年平均1回以上は起きています。当然想定しうる範囲で、長期投資家にとっては問題ではありません。仮に米債務上限問題による一部債務不履行になったり、供給連鎖(サプライチェーン)障害が悪化したりすれば一層の株価下落は避けられなさそうです。それでも全世界株や米国株、先進国株のインデックスファンドに長期投資する上での障害にはならないと考えます。

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下落の恐怖で相場から退場すると…

敗者のゲーム長期
1980年から2008年の間、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響(チャールズ・エリス著 敗者のゲームより抜粋)

 確かに株式市場にとっては米債務上限問題、サプライチェーン障害に加え、量的緩和の縮小(テーパリング)、中国の規制強化、中国大手不動産の破綻危機など株価を押し下げる材料は多くあります。しかし、下落見通しや下落の恐怖からインデックスファンドを売却してしまうと市場から退場してしまう恐れは高いです。相場の底で買い戻そうとしても、そもそも売買のタイミングを図るのはプロでも困難です。アナリストの株価予想の的中率を観察するだけでも分かりますし、売買のタイミングを当てた投資家は極めて限られています。仮に相場の底を一度的中できたとしても、再現性に乏しいため再度当てるのは至難の業です。タイミングを図る売買は恐ろしいワナがあります。米国の投資顧問会社や投資銀行の経営に携わったチャールズ・エリス氏の著書「敗者のゲーム」によると、米国S&P500指数の約30年のうち、上昇率上位0.5%の日を逃すだけでリターンは半減してしまうと示されています。エリス氏は長期的に見て投資家が失敗する原因の一つとして、激しい下げ相場に遭遇してパニックに陥り最大の上げ相場に参加する機会を自ら放棄してしまうことだと指摘しています。さらに「投資家は『稲妻に輝く瞬間』に市場に居合わせなければならない。相場のタイミングに賭ける投資は間違っており、決して考えてはならない」と強調しています。

 

 

そういえば今週は4,000円購入しました

カープ応援企画㉒

 そういえば、先週の広島カープは4勝2敗でした。よってeMAXIS Slim 米国株式に4,000円投資しました。ちなみに、自民党新総裁に選出された岸田文雄氏はカープの大ファンとのことです。新総裁就任おめでとうございます。激務と重い責任を背負う仕事と推察されますが、お体に気を付け、日本をリードしていくのを祈願します。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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