こんにちは、でんです。2022年の新年初取引となった4日の大発会の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)は昨年末の前営業日比1.90%高、日経平均は前営業日比1.77%高で取引を終えました。日経電子版によると、前日の米S&P500指数上昇で投資家が運用リスクを取りやすくする中、新年入りした機関投資家の買いが優勢となったとのことです。外国為替市場で円安ドル高が進み、自動車関連株が大きく上昇しました。
トヨタ6.13%高
日本の時価総額首位で日本経済に多大な影響のあるトヨタは前営業日比6.13%高と急騰しました。こうした大型バリュー株が急騰するのは珍しいです。報道などによると、S&P500指数の自動車関連銘柄の上昇、円安ドル高の進行のほか、日経電子版や4日付日経朝刊で報道された次世代車の車載ソフトウエアの実用化見通しのニュースが材料視されたとみられています。報道などによると、車載ソフトウエアは安全システムや交通情報を観測したり、加速や安全制御装置を一括で動かしたりする頭脳に当たるとされます。自動運転などの制御も担うそうです。2025年にも実用化されるとのことです。他の自動車メーカーにも販売し、車載ソフトウエアの標準仕様を握って収益をえるプラットフォーマーの地位を狙うとしています。トヨタは技術職の新卒採用で2割程度だったソフトウエア人材を2022年春入社から4~5割までに高め、ソフト開発への傾斜を強めるそうです。
淡々とインデックス投資を
米国、日本ともに株式市場は素晴らしいスタートを切ったと言えそうです。しかし、変に強気になって話題になっている銘柄に集中投資をするのは考え物です。そのまま上昇を続けるとは限りませんし、保有資産のリスクを高めてしまう結果になります。相場の状況に左右されずに、全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動する低コストインデックスファンドにペースを守って毎月積み立て(一括)投資を続けるのが賢明です。ちなみに、全世界株価指数(日本含む)に連動するインデックスファンドに投資をすれば、日本株内で組み入れ比率トップのトヨタを銘柄分散させた上でカバーすることができます。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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