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暴落時の頼りになるのは…

株式投資の名著、名書 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。新型コロナショックや幾度の調整局面はありましたが、米国株、全世界株ともにここ10年以上好調な相場が続いています。しかし、最高値から30%~50%以上の暴落はいずれ来ます。そんな時に頼りになり、心の支えになるのが歴史の批判に耐え、長い間読み継がれてきた株式投資の名著だと思います。今回は代表的な3冊を紹介します。

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インデックス投資は勝者のゲーム

 インデックスファンドの父で、米運用会社バンガード社の創設者・ジョン・ボーグル氏が著した「インデックス投資は勝者のゲーム」を挙げます。株式市場全体を時価総額通りに長期間保有するのが有効で、保有する上でのコストを抑える重要さを説いています。市場を長期間上回るアクティブファンドを探すことは困難で「枯れ草の山で針を探すな。枯れ草を買え」と広く分散されたインデックスファンドを長期保有することが有利だとしています。ウォーレン・バフェット氏らの著名投資家の言葉も引用しています。

 

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感想(6件)

敗者のゲーム

 ファンドマネジャーでらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム」を紹介します。株式のリターンは1年でプラス50%からマイナス50%と大きくばらつきますが、20年以上の長期になれば年平均リターンがプラス数%から十数%の範囲で落ち着くとする検証結果を公開しています。数十年のリターンのわずか上位1%未満を逃すだけでリターンの大半を失ってしまう恐ろしいデータが示されています。 「投資家は『稲妻が輝く瞬間』に市場に居合わせなければならないということだ。相場のタイミングに賭ける投資は間違っており、決して考えてはいけない」 とし、インデックスファンドへの長期投資が有効だとしています。

 

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感想(16件)

ウォール街のランダム・ウォーカー

 米国の経済学博士バートン・マルキール氏による一冊「ウォール街のランダム・ウォーカー」を取り上げます。チューリップバブルや1920年代のバブル、1980年代の日本株バブル、1990年末のITバブルを紹介し、加熱相場の発生、最高潮、そして暴落への過程、投資家の行動を記しています。テクニカル投資、ファンダメンタル投資、トレンドフォロー投資、スマートベータ投資の問題点を挙げた上で、インデックスファンドへの長期投資を有力だとしています。「老後に備えて株式中心の運用を始めようとしている人には、まず伝統的な時価総額加重平均の市場インデックス・ファンドの保有から始めることをお勧めする」としています。

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感想(10件)

 いずれの本も筆者の手元に常に置かれており、迷った時に読み返しています。当記事で紹介した部分はほんの一部です。多くの学びを得られ、株式への長期投資をしていく上での力になると思います。なお、難易度は後に紹介した本につれ上がります。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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