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市場はきょうも正常

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。8日の米国市場は主要500社で構成されるS&P500指数、大型ハイテク株によるNASDAQ100指数、米国を代表する30社によるダウ平均がいずれも下落しました。下落幅は0.6%から0.85%です。米国市場の流れを受け、9日の日本市場も続落しました。午後1時現在、東証株価指数(TOPIX)は1.63%安、日経平均は1.92%安です。市場ではよくあることです。米国株や全世界株のインデックスファンドに長期投資されている投資家は何も心配せず、投資方針を守って問題ありません。

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下落する日だってある

敗者のゲーム長期
1980年から2008年の間、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響(チャールズ・エリス著 敗者のゲームより抜粋)

 米国市場は好調な相場が続いたのが、いったん止まっただけです。調整局面ですらないと思います。一方で日本市場は特に日経平均がやや不調ですが、急落や暴落と騒ぐような状況には全くないと思います。市場の動きに左右されて売買を繰り返すのは、得策とは言えません。相場はプロでも読むのが困難です。加えて、わずかな期間の上昇が長期的なリターンの大部分を占めるとの研究結果があります。米国の資産運用会社でらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏の名著「敗者のゲーム」によると、約30年間でベストの上昇を見せた30日を逃すだけで、年平均リターンが半分に落ちてしまうという結果が出ています。下手に売買し、急激な上昇を逃してしまえば長期的なリターンまで大きく劣後しかねません。エリス氏は「稲妻が輝く瞬間を逃してはいけない」と短期売買の不効率さと長期で相場に残り続ける有効性を語っています。

 筆者は皆様とともに一日でも長く市場に残り続けたいです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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