こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2020」でランキング入りした投資信託を不定期に紹介します。第19回目は楽天・全世界株式インデックス・ファンド（楽天VT）です。世界中の大・中・小型株式で構成する全世界株価指数に連動する米国大型上場投資信託（ETF）のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT）に投資しています。世界の株式時価総額の98％をカバーしており、100円から手軽に投資できます。
世界の株式時価総額98％保有
- 世界中の株式を時価総額通りに
- VTに投資
- 経費率格安
- つみたてNISA対象
- 楽天証券iDeCoで扱い
楽天VTは世界の株式時価総額の98％を時価総額通りに、ほぼ全てを保有しているといえます。保有銘柄数は約8,900です。投資家の資金を集めたマザーファンドを通じてVTに投資しています。信託報酬は年0.212%で、売買手数料、信託財産留保額はかかりません。純資産総額は906億円で、右肩上がりに成長しています。設定以来分配金を出しておらず、配当金をファンド内で再投資しています。税制上も購入上も効率的に配当再投資による複利運用ができます。積み立て型少額投資非課税制度（つみたてNISA）対象です。楽天証券の個人型確定拠出年金（iDeCo）でも購入できます。業種別構成比はおおむねバランスが取れています。国別構成比は米国56％です。以下、日本、中国、英国、フランスと続きます。上位10銘柄中９銘柄が米国株です。
世界全てに投資ならばこれ１本
楽天VTは競合のeMAXIS Slim 全世界株式（Slimオールカントリー）よりも経費率がわずかに高いですが、銘柄分散度と市場カバー度では楽天VTの方が幅広いです。世界全ての市場、銘柄に投資したいのならば楽天VTは第一選択肢になるでしょう（楽天VT、Slimオールカントリーともに甲乙つけがたい極めて優秀な投資信託です）。当ブログが自信を持って勧める一押しの投資信託の一つです。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。この連載も残り１回となりましたが、最後まで続けたいと思います。
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