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企業型DCを選ぶ時に

ニッセイ先進国目論見書表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。企業型確定拠出年金(DC)は株式100%で運用し、インデックスファンドに投資を勧めています。低コストの米国株や全世界株インデックスファンドがあればベストですが、運用投資信託リストにないケースがほとんどです。大概の企業型DCで扱われている先進国株インデックスファンドを選ぶのが現実的です。今回はよりコストが安いインデックス型投資信託の選び方を紹介したいと思います。

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信託報酬が安い投資信託を

ニッセイ先進国目論見書手数料

 信託報酬(運用コスト)が安い投資信託を選びましょう。投資信託のリストに書いてあればいいですが、ない場合は交付目論見書を読むのが確実です。今回は先進国株インデックスファンドで純資産総額が大きい<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)の交付目論見書を教材に示していきます。上の目論見書では信託報酬は年0.1023%と分かります。企業型DCでここまで安いのはなかなかないですが、目安としては年0.3%以下のものを選びたいところです。

分配金が出ていないものがベスト

ニッセイ先進国目論見書運用実績

 投資信託は分配金が出ていないものがベストです。投資している株式から得ている配当金をファンド内で再投資しています。配当課税を繰り延べ、効率的な複利運用ができます。ニッセイ先進国は設定以来、一度も分配金を出していないことが分かります。分配金が出る投資信託は複利運用の効率が落ちます。

MSCIコクサイ

ニッセイ先進国目論見書概略
ニッセイ先進国目論見書運用実績
ニッセイ先進国月次レポート

 先進国株インデックスファンドの株価指数はMSCIコクサイインデックスが多いです。日本を除く先進国の株式に投資しています。為替ヘッジ(為替リスクを低減する取引)はなしを選んで問題ありません。為替ヘッジありの投資信託は為替ヘッジコストがかかります。ドル円やユーロ円などの主要通貨のレートは長期的には一定のレンジ内で安定しています。ちなみに先進国株価指数にはFTSE 先進国指数もあります。投資先国別では米国が7割近くとなっています。組み入れ上位10銘柄は全て米国株です。アップルやマイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグル)などの広く知られている銘柄が入っています。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。企業型DCを選ぶ際の最小限のポイントと交付目論見書の見るポイントを記しました。もう少し詳しい読み方は以前のブログを参考ください。

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