こんにちは、でんです。前週のS&P500指数は2020年11月ぶりの大幅な上昇率となり、8週連続の週間騰落率下落を回避しました。5月頭からの騰落率もわずかながらプラスに転じました。今年続いている下落相場が底打ちしたのか、一時的な反発で再び下落に転じるのかは分かりません。しかし、全世界株や全米株、S&P500、先進国株のインデックス型投資信託に長期投資をしている投資家はこうした変動を気にする必要はありません。
いつ上昇・下落するか読むのは困難
前々週までの株式市場は投資家の悲観する感情に包まれていました。ここ10年強かったハイパーグロース株を中心に強く売り込まれました。S&P500の恐怖指数(VIX)が上がり、警戒水準の目安となる30を超えていました。100が最も強気、0が最も弱気で50が標準とする投資家の心理を示す指標は極度の恐怖とされる25を大きく下回り、10を切っていました。27日終値現在、VIXは25台と少し落ち着いていますが、投資家の心理を示す指標は21といまだ極度の恐怖の水準とされています。下落相場の底が分かるのは数カ月~数年以上たって振り返ってからです。「あの時が相場の底だった」なんていうのは結果論に過ぎません。現在進行形の株価変動は機関投資家でも読むのは極めて困難です。株価変動を読もうとするのではなく、投資方針と資産配分を守り、淡々と全世界株などの低コストインデックス型投資信託に長期投資を続けていくことが再現性が高く、おおむね有効な手段と思います。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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