こんにちは、でんです。米国主力企業の四半期決算はくっきりと明暗が分かれています。マイクロソフトやアルファベット(グーグル)などはおおむね市場予想を上回る決算だったのに対し、アップルやアマゾンは市場予想を下回りました。特にアップルとアマゾンは28日の米国市場引け後に発表されたため、時間外取引で両銘柄が数%下落しています。しかし、S&P500指数先物の下落は29日午後10時現在、0.5%程度にとどまっています。広く分散されているインデックスファンドの効果を感じます。
分散効果がある
アップルやアマゾンは米国や世界の時価総額に占める割合がトップ5に入る銘柄です。それでも米国株や全世界株、先進国株といった主要株価指数に連動するインデックスファンドでも数%程度です。例えば、S&P500指数でのアップルの割合は6%弱、アマゾンは4%弱程度です。全米株価指数や先進国株価指数、全世界株価指数ならば比率はさらに下がります。いかに広く分散投資されているかが分かります。どんなに時価総額や規模が大きく、国際展開している優良大企業でも個別のリスクを避けることができません。そもそも全ての個別株は個別リスクがあります。アップルやアマゾンに限らず、今回決算が良かったマイクロソフトやアルファベット、強烈なバブルが発生して株価が猛烈に急上昇しているテスラにも当てはまる話です。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。筆者は全世界株や米国株のインデックスファンドにほとんどの割合を割いており、個別株は趣味の程度にとどめています。インデックスファンドは相場に関わらず毎月積み立て(一括投資)をした上で、ガチホ(しっかり保有)しています。これに対し、個別株は決算がだめだったならば自身の含み益、含み損に関わらず売却すると決めています。以前は他の個別銘柄を探すこともありましたが最近は売却した分はインデックスファンドに買い替えており、個別株の比率を徐々に下げていきたいと考えています。基本的に多くの人にとって、株式に関しては全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動する低コストインデックスファンドのみを保有すれば問題ないと考えます。敢えて付け加えるならば、一番に基本に忠実で王道なのは全世界株価指数に連動する投資信託です。
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