上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託は、7月の設定額から解約・償還額を差し引いた推計が2,509億円の資金流入超過でした。一方で前月比を下回り、2024年に現行の少額投資非課税制度(NISA)が始まって以来の最低額を2か月連続で更新しました。日経電子版が報じました。報道によると、海外株式型の流入ペースが引き続き鈍化し、国内株式型は利益確定による売りが膨らんで月間で2,300億円超の資金流出超過になったといいます。個別投資信託別でみても、かなりの異変が起きてます。理解に苦しむあの投資信託が首位に肉薄しています(苦笑)
オルカン首位キープだが…

詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください(有料会員限定記事)。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)に月間で推計1,528億円の資金が流入し、5カ月連続で首位でした。eMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)は現行のNISA制度下で初の月間資金流入額1,000億円割れとなり、921億円で3位でした。2位に謎の人気を誇る高コストアクティブ型の毎月分配型全世界株式投資信託が入り、資金流入額は1,498億円とオルカンに迫っています。正直言って「情◯投資信託(自主規制)」に他ならないボッタクリ悪徳毎月分配型投資信託です。一応弁護もするとゴ〇揃いの毎月分配型投資信託の中では上澄み中の上澄みです。論外レベルでだめな投資信託であるのには何ら変わりませんが。資産形成期であろうと、取り崩し期であろうと用はありません。どんな時も低コスト時価総額加重平均型全世界株式インデックスファンドで運用し、取り崩し期にネット証券会社の自動売却(定率もしくは定額)サービスを使えば済む話です。なお、個人的には必要な時に必要分を売却するが最も分かりやすくシンプルだと思っています。
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