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8月上旬の株価急落でも大半が静観

NISA恒久化イメージ 株式投資の心構え
NISAの抜本的拡充・恒久化イメージ(金融庁資料より引用)
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 こんにちは、日経マネーの個人投資家を対象としたインターネット調査で、8月初旬の株価急落時に大多数の投資家が静観していたと日経電子版で報じられました。記事によると、全国2,378人から回答があり、少額投資非課税制度(NISA)のつみたて投資枠では多くが何もせず、成長投資枠では何もしなかったか、買い増しをしていたかの回答が目立ったと示されています。含み損の急拡大や急激な株価変動に耐えられなくなって売却してしまった人がメディアや交流サイト(SNS)で必要以上にクローズアップされていた印象を持っていましたが、実際には多くの人が規律を守った投資を続けていた可能性が高いというデータの一つが出てきました。調査結果は私の推測に近いなあという印象です。

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4割強の人が含み損でも…

新NISA投資家、8月の相場波乱で「買い増し」35% 新NISA活用のリアル(1) - 日本経済新聞
新しい少額投資非課税制度(NISA)は、投資の利益が全額非課税になる魅力で投資人口の裾野を広げた。一方、新NISAが始まって8カ月目に相場を襲ったのが、日経平均株価の史上最大級の暴落・急騰という未曽有の事態だ。2020年の新型コロナウイルス...

 詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。実際に株価急落で米国株式インデックスファンドを恐怖で売却してしまった人の声も紹介されています。また、NISAでの月別買い付け額や日本株と投資信託の買い付け上位5銘柄がそれぞれ示されてもいます。記事によると、8月の資産は、つみたて投資枠で41.4%、成長投資枠で46.6%の人が1割以上の含み損になったとしています。一方で、つみた投資枠の15.8%、成長投資枠の20.1%も人は含み益が1割以上となったといいます。そのほか売却益、売却損の人の割合が示されています。含み損益・売却損益ともにトントンだとした人はつみたて投資枠で23.8%、成長投資枠で20.0%と示されていました。ただ、つみたて投資枠に投資していない人の割合が17.7%と成長投資枠の7.9%を上回ったのは少し驚きました。つみたて投資枠だけで生涯投資枠の1,800万円を埋められますが、成長投資枠だけでは3分の2の1,200万円までしか使えません。もちろん本人の自由ですが個人的には、つみたて投資枠だけを活用することはあれど、成長投資枠しか使わないのは正直もったいと感じてなりません。

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