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低コストS&P10投信、誕生へ

Tracers S&P10 株式投資の心構え
「Tracers S&P10」のプレスリリース(日興AMより引用)
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 こんにちは、米国S&P500指数構成銘柄の時価総額上位10社に時価総額通りに投資する低コスト投資信託「Tracers S&P500トップ10インデックス」(Tracers S&P10)が5月16日に運用を開始します。運用会社の日興アセットマネジメント(日興AM)が1日、発表しました。発表によると、運用管理費用は年0.10725%です。少額投資非課税制度(NISA)の下位(下級)条件である成長投資枠の対象となります。特定の銘柄や業種に偏る可能性は十二分に意識しなくてはならないですが、低コストで時価総額加重平均通りにS&P500指数のトップ10銘柄に投資できる投資信託は、面白さはあると思います。

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S&P500指数の3分の1カバー

Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)のファンド詳細ページです

日興AMのホームページ

 Tracers S&P10はS&P500トップ10指数(円換算、配当込み)に連動します。浮動株調整後の時価総額を加重して組み入れ比率を決めます。原則、毎年6月に構成銘柄を見直し、年4回構成比率を調整します。発表資料によると、時価総額上位10社(複数上場やスピンオフのため銘柄数は12)でS&P500指数の33%以上を占めているといいます。業種別では、情報技術が54.5%とS&P500指数の29.8%と比べてもだいぶ偏っています。一方、NASDAQ100指数と違い、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場銘柄もカバーしています。信託期間は無制限で、年1回決算です。恐らく、低コストインデックスファンド同様に分配金を払い出さずに配当金ファンド内で再投資し、国内配当課税を繰り延べる形で合理的な複利運用をしていくとみられます。購入時手数料、信託財産留保額は発生せず、信託報酬は年0.10725%です。NISA成長投資枠対象です。16日からSBI証券、マネックス証券、17日から楽天証券で販売されます。

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