こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2020」でランキング入りした投資信託を不定期連載で紹介します。第３回目は全世界株価指数に連動する米国の上場投資信託（ETF）「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT）」です。１本で世界中の約8000銘柄に投資する究極の国際分散投資ができるETFです。
世界中の株式全体を保有
- 世界約50カ国の約8000銘柄に投資
- 大、中、小型株全体を時価総額通りカバー
- 信託報酬は格安！年0.08%
- 日本で投資信託化したのが楽天VT
VTはFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス（全世界株価指数）に連動します。世界約50カ国の約8000銘柄に投資し、大、中、小型株すべてをカバーしています。時価総額に比例した配分で保有し、98％とほぼすべてをカバーしています。組み入れ上位国は米国57.0%、日本7.4％、中国4.6％、英国4.1％、スイス2.7％と続きます（2020年６月30日現在）。セクター（業種）別の構成比率はテクノロジー20.3%、金融18.3％、資本財12.9％、消費者サービス12.4%、ヘルスケア12.2％と続き、おおむねバランスのよい比率と見受けられます。保有上位10銘柄はマイクロソフトやアップル、アマゾン、アルファベット（グーグル）などの米国株が多くを占めています。世界中の大型株はもちろん、中・小型株までカバーして信託報酬は年0.08%と格安です。究極の分散投資がこれだけ安くできます。VTは楽天証券、SBI証券、マネックス証券の米国株取引で購入することができます。日本でも投資信託化されており、楽天・全世界株式インデックス・ファンド（楽天VT）として楽天証券、SBI証券、マネックス証券などのインターネット証券会社で販売されています。楽天VTは積み立て型少額投資非課税制度（つみたてNISA）対象で、楽天証券ならば個人型確定拠出年金（iDeCo）でも扱われています。
米国ETFの中でお勧めの１本
VTはETFの中では、お勧めの１本です。経費率格安で世界中に分散投資できるのは魅力が大きいです。筆者としては、全米株価指数に連動するバンガード・トータル・ストック・マーケットETF（VTI）とともに、一押しの米国ETFとしています。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。冷静に市場に残り続けたいです。今後も不定期でFund of the Yearランキングに入った投資信託やETFを紹介していきます。
コメント