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スリム米国株式、オルカン独走続く

投信積み立て 株式投資の心構え
ウェルスアドバイザーより引用
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 こんにちは、ウェルスアドバイザーが毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング2024年8月版が公表されました。トップ10のうち8本は少額投資非課税制度(NISA)のつみたて投資枠(下級条件の成長投資枠も自動的に)対象のインデックスファンドです。うち5本が基軸となる時価総額加重平均型の全世界、S&P500の各株価指数に連動しています。eMAXIS Slim 米国株式(スリム米国株式)が首位キープし、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が僅差の2位につけています。3位以下はポイント上で圧倒的に引き離されており、ころころ入れ替わっています。eMAXIS Slim 米国株式が29ポイント(1社平均9.67ポイント)、オルカンが28ポイント(同9.33ポイント)です。

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ランキングの決定方法

「S&P500」人気に続くのは「日本株」か「インド株」か? =ネット証券の投信積立契約件数ランキング24年8月
投資信託を中心とし、株式、上場投資信託(ETF)、ニュース、動画(ビデオレポート)、レーティング、各種ランキング情報を提供し、資産運用に役立つポートフォリオや便利なツールが豊富です。

 ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にウェルスアドバイザーが集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したているとのことです。満点で30点となります。いずれも、低コストインデックスファンドを多数扱っており、メーンで扱う証券会社に適切です。

強いeMAXIS Slim

投信積み立て
ウェルスアドバイザーより引用

 ランキングは【表】をご覧ください。シリーズ・運用会社別には、三菱AMが5本と最多で、低コストインデックスファンドシリーズeMAXIS Slimが1、2,3、8位です。楽天AM、iFree系(大和AM)が2本、ピクテ・ジャパンが1本です。S&P500指数連動が3本と多いです。全世界株価指数連動型は2本です。オルカンと楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)で、いずれも「長期、分散、低コスト」に忠実な超優良投資信託です。東証株価指数(TOPIX)、日経平均、インド株、日本高配当株式も入っています。日本株式やインド株式、特定の指標、業種に偏った指数に連動したり、アクティブ型投資信託は1本で運用するには世界の時価総額に占める比率としても、国・地域別でも、通貨別にも極めて偏ってしまうので厳しいと思います。スリム米国株式とオルカンの圧倒的な強さが3位以下を大混戦にし、順位がころころ入れ替わる現象を引き起こしているとみられます。

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