こんにちは、日本のインデックス投資を取り巻く環境は、とてもいい時代になったと思います。日本円で100円から時価総額加重平均型の低コスト全世界株式インデックスファンドを手軽に購入できます。最安クラスになると、運用管理費(信託報酬)は、なんと本場米国の上場投資信託(ETF)よりも安く、年0.06%を切っています。通常は非上場投資信託よりETFの方がコストは安いです。日本よりも、米国のETFの方が安い傾向にあります。まさに逆転現象が起きています。かつて、日本でインデックスファンドを買おうとするだけで購入時手数料が発生したり、信託報酬が1%を超えたりしていた時代とは隔世の感があります。しかも、投資信託といえば、毎月分配型投資信託が猛威を振るっていました。いまだに日本の投資信託の純資産総額記録は某毎月分配型投資信託が保持しています(苦笑)。いずれ、低コストのインデックスファンドが更新すると信じています。
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先人に感謝
2024年から新少額投資非課税制度(新NISA)がスタートし、従来のつみたてNISAからは生涯投資枠や年間投資枠が大幅に引き上げられます。購入時手数料無料かつ信託報酬年0.1%を切る低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株式、全米株式、S&P500指数、先進国株式インデックスファンドが出てきています。いずれも、多くは新NISAのつみたて枠(つみたて枠対象ならば自動的に成長投資枠も対象)、現行のつみたてNISA投資対象です。国・地域・通貨分散度合、世界の時価総額のカバー具合、コストや純資産総額規模、純資産総額の伸び、資金流入、安定した指数への連動などの点からほぼ「ファイナルアンサー」と言える時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドもあります。こうした「長期・分散・低コスト」の大原則に忠実な投資を簡単にできる環境を整備してくださった金融庁、運用会社、販売会社、信託銀行、先輩投信ブロガーには感謝しかありません。特に先輩投信ブロガーが苦労して投資や発信、提言を続けてきたからこそ、今の素晴らしいインデックス投資環境があると思っています。この場を借りて、改めてありがとうございます。
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