こんにちは、超低コストインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」シリーズの投資信託の合計純資産総額が15日、10兆601億円となり10兆円の大台を突破しました。運用会社の三菱UFJアセットマネジメント(三菱AM)が16日、発表しました。3月28日に9兆円を突破してからおよそ1カ月半で1兆円を上乗せしました。インデックスファンドの純資産総額が大きくなることは、運用資産に占める固定費(主に運用管理費用外の費用)の割合が下がり、基本的には総経費率の削減につながります。三菱AMの関係者、そしてeMAXIS Slimの投資信託保有者の皆様、おめでとうございます。
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eMAXISシリーズ全体の92.5%
https://www.am.mufg.jp/corp/topics/__icsFiles/afieldfile/2024/05/16/oshirase_240516.pdf
三菱AMのプレスリリース
eMAXIS Slimシリーズは、非公認通称「eMAXIS FAT」シリーズを含めたインデックスファンドシリーズeMAXISシリーズの一部です。15日現在のeMAXISシリーズ全体の純資産総額は10兆8,762億円ですので、eMAXIS Slimシリーズが占める割合は92.5%に上ります。非課税期間が無期限化され、生涯や年間投資上限額が大幅に拡充された少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)、課税口座でeMAXIS Slimシリーズは圧倒的な人気を集めています。「長期、分散、低コスト」を地で行き、本場の米国上場投資信託(ETF)の運用管理費をも下回るオルカンをはじめ、米国株式(S&P500)、先進国株式、除く日本の4本が純資産総額規模を順調に拡大しています。特にオルカンとS&P500の人気がすさまじく、15日現在の純資産総額はオルカン3兆3,650億円、S&P500が4兆5,178億円もの規模を誇ります。ETFを除く国内株式投資信託の純資産総額1位と2位です。先進国株式は7,411億円、除く日本は4,929億円と5,000億円目前です。先進国株式や除く日本も他の運用会社ならば主力級の規模です。
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