最高の取引タイミング

　「長期分散低コスト」に基づき、低コスト時価総額加重平均型のインデックスファンドと個人向け国債変動10年（またはMRF、普通預貯金）に分散投資を続けている場合、最高の取引タイミングはいつでしょうか。買い時はリスク許容度の範囲内で適切な資産配分に基づいて投資をしていくならば、「今」としか答えようがありません。売買のタイミングを読むのはプロでも困難です。売り時は「まとまったお金が必要になったとき」に他なりません。これ以上の売り時はないです。

市場の状況は関係ない

　取引タイミングにちまたで言われているような市場の状況は関係ありません。そもそも読めませんし、「株価の底だった」「株価の天井だった」と分かるのは正直後から振り返ったときです。割高に感じても株価がじりじり上昇していくことなんてざらですし、下げ止まるだろうと思っても一段と下がることもよくあります。リスク許容度の範囲内で資産配分を守って運用を続けたり、まとまったお金が必要になったら必要分を売っていったりしてきたいです。