日本株の主要株価指数は歴史的な急騰局面にあると考えていいと思います。特にハイテク銘柄の影響を大きく受けやすい日経平均は10月末現在、1カ月間で17.64%もの急激な株高となりました。株式の年平均期待リターンが数%とされている中で、わずか1カ月で猛烈な上がり方をしています。東証株価指数(TOPIX)は同時期に1カ月間で7.66%高です。TOPIXの月間上昇率でも全然絶好調といっていい伸びです。いかに日経平均が異次元の上昇をしていたかが分かります。報道でも株高が叫ばれていますが、こういう局面だからこそ強く意識したい話があります。
受け入れられるリスクの範囲内で

ちなみに、円換算の全世界株価指数やS&P500指数も1カ月で数%超上昇しており、極めて好調です。運用をしていく上で、株式のようなリスク資産は受け入れられるリスクの範囲内にあるかを強く意識したいです。そして、リスク資産と、預貯金や個人向け国債変動10年、証券総合口座(MRF)のような無リスク資産との配分を守って運用を続けていきたいです。株高の結果、必要以上にリスクを取りすぎていないかを再確認したいです。

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