三菱UFJアセットマネジメント(三菱AM)は25日、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の約款を変更し、公式愛称に「オルカン」を付与したと発表しました。同日の目論見書定例改定日に合わせ、目論見書表紙に「愛称:オルカン」を表記しました。三菱AMによると、略称の普及度合いを勘案し、受益者(オルカン保有者)に分かりやすくするためとしています。オルカンが既に三菱AMの登録商標になっていて他社が名付けられる状況になく、インデックス投資家を中心に広く知れ渡った愛称だったので逆に今まで公式愛称じゃなかったんかいと驚きもあります(笑)とはいえ、投資家に愛され、恐らく投資家発で広まったとみられる愛称が公式化され、一つの節目と言えると思います。公式愛称命名おめでとうございます。
超低コストで世界47カ国・地域の2,500銘柄に分散投資





オルカンは時価総額加重平均型の全世界株価指数「MSCI ACWI」(円換算、配当込み)に連動しています。先進国23カ国・地域、新興国24カ国・地域の計47カ国・地域の株式に約2,500銘柄に、時価総額の大きさに応じて投資しています。7月25日現在の純資産総額は約6兆8,000億円で、上場投資信託(ETF)を除く国内追加型株式投資信託で2番目の大きさを誇ります。設定以来分配金を出さずに配当金や分配金をファンド内で再投資しており、国内配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用を実現しています。運用管理費用(信託報酬)は年0.05775%以内で、隠れコストを含めた総経費率は直近の運用報告書で年0.08%程度となっており、いずれも国内投資信託でトップクラスのコストの低さです。運用成績も参照株価指数(ベンチマーク)にしっかりと連動しており、コスト面でも、国・地域・通貨及び業種、銘柄分散の度合いでも、純資産総額の大きさでも、最も基本に忠実なリスク資産の一つです。
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