こんにちは、週明け22日の米国市場でS&P500指数が東部時間午後0時40分現在、先週末比2.5%余安で推移しています。外国為替市場でも円高ドル安に振れ、1ドル140円90銭~141円00銭で取引されています。報道によると、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)に即時の利下げを要求し、中央銀行の独立性を脅かす事態に米国への信任が揺らいだため米国株式や米ドルが売り込まれたと報じています。トランプ氏はパウエルFRB議長の解任を示唆するなどFRBへの攻撃を強めているという報道も先週から出ています。2025年は株式市場が下落傾向で不安定かつ円高ドル安が同時に進行し、少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)、課税口座で時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに投資をしている人にとって運用資産が目減りしていく局面となっています。でも当たり前に起こることで、投資方針変更に何ら影響を与える話とは到底思えません。航路を守っていくだけです。
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市場に残り続けよう

今後、株式市場や外国為替市場がどういう変動をしていくかは分かりませんし、責任を持って予想できる立場でも当然ながらありません。いつ上昇局面に転じるかは分かりません。日々専門の研究をしているプロでも当てられないと判断するのが賢明だといえます。しかも、過去数十年で上昇率上位10日を逃してしまうと20年間の運用成績は大きく削られてしまう結果になるのはあらゆる検証結果からデータで示されています。極度に不安に襲われ退場したり、極度にハイテンションになって投じては行けないお金までも運用して決済に必要な資金を不足させてしまったりせずに、いかに市場に残り続けるかが大切です。どんな時もリスク許容度の範囲内でリスク資産を運用し、リスク資産と無リスク資産の配分を守り続けるしかないと感じています。
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