こんにちは、投資信託協会が17日発表した2024年末の投信概況で、公募投資信託の純資産総額は統計をさかのぼれる1965年以来で最大の246兆115億円で、1年前に比べて25%増えました。年間流入額が16兆8,000億円(前年比89%増)で過去最高になりました。日経電子版が報じました。報道によると、最高額更新は純資産総額が2年連続、純流入額が17年ぶりとなります。流入額のうち、海外株式への流入が9兆4,000億円と前年比2.8倍に増え、全体の半分以上を占めました。「長期分散低コスト」の原則に合致した海外株式投資信託への流入額が増えることは、ごく自然の現象だと思います。
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インデックス型35.6%
24年末の公募投信残高、最高の246兆円 流入額も最高 - 日本経済新聞
投資信託協会が17日発表した24年12月末の投信概況によると、公募投信の純資産残高は統計を遡れる1965年以来で最大の246兆円115億円だった。1年前と比べて25%増えた。年間の流入額も約16兆8000億円(前年比89%増)で最高となった...
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