こんにちは、全国各地の信用金庫で買える超優良低コストインデックスファンドとして一部の間で有名な「たわらノーロード全世界株式」(たわら全世界株式)の運用管理費(信託報酬)が16日から年0.11330%から年0.10989%に引き下げとなりました。運用会社のアセットマネジメントONE(AMONE)が信託報酬引き下げに先立ち、発表しました。たわらシリーズは低コストインデックスファンドシリーズですがネット証券だけでなく、幅広い金融機関で取り扱われています。全国各地の信用金庫をはじめ、各労働金庫、一部の銀行などでも販売されてます。販売会社の一覧を見ると、3分の2ぐらいは信用金庫です。さらに、企業型確定拠出年金(企業型DC)でも幅広い企業で提示されている数少ない低コストインデックスファンドです。
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信金投信の「ラストホープ」
たわら全世界株式は時価総額加重平均型の全世界株価指数「MSCI ACWI」に連動しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)、楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)と同じ指数に連動しています。確かに年0.05%台の超低コスト信託報酬を誇るオルカンやらくカンに比べると誤差レベルの差とはいえ、信託報酬は高くなっています。ただ、オルカンやらくカンは販売会社の大半がネット証券ですが、たわら全世界株式は信用金庫などで幅広く扱っています。対面型金融機関で買える投資信託では、基本的には最安値水準といっていいと思います。特に信金の投信では「ラストホープ」といっていいかもしれません。7日現在、純資産総額は930億円超とオルカンやらくカンほどではないものの、十分な規模を誇っていると言えます。設定以来分配金を出さずに配当金をファンド内で再投資しており、国内配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用を実現しています。
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