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ニッセイ先進国9位後退

積み立てランク10月 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。モーニングスター社が毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング10月版が公表されました。 1位はeMAXIS Slim 米国株式(SlimSP500)、2位はSlim全世界株式(オール・カントリー)で変わりませんでしたが、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)が前月の3位から9位に後退しました。

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ランキングとは

 ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にモーニングスター社が集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したそうです。満点で30点となります。

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先進国株インデックス人気の中…

積み立てランク10月

 ランキングは(表)の通りです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックスファンドは10商品中8商品です。そのうち、7商品が外国株式を中心としており、米国を含む先進国株系を運用先の主軸としているのは6商品です。先進国株系のインデックスファンドには信託報酬が年0.1%前後の商品が出ており、トップクラスの商品は投資家から幅広く人気を集め、純資産総額を数千億円規模にまで拡大しています。ニッセイ先進国は2013年12月に運用を開始しました。何度も信託報酬を引き下げてきており、先進国株価指数連動型の商品の中では最低水準となっています。純資産総額は3,576億円を集めています。様々な株価指数で信託報酬が最低水準の商品をそろえ、外国株インデックスファンドの純資産総額で、各株価指数連動型商品で覇権を握っているSlimシリーズでも、先進国株価指数連動型のSlim先進国株式インデックスの純資産総額は2,779億円です。10月のランキングで3位に浮上していますが、ニッセイ先進国の牙城はまだ崩せていません。今後、ランキング外が続けば純資産総額が逆転される可能性もあり得ますが、同じ株価指数連動型で新しい商品を販売するのではなく既存の商品の信託報酬引き下げで投資家に還元してきたニッセイ先進国の姿勢はものすごく好感を持っています。業界最低水準のコストを目指し続けるとするSlimシリーズも大変素晴らしいですが、先進国株価指数連動型だけはニッセイ先進国がトップであり続けてほしいと個人的に願っています。

 

 

 ちなみに、1位のSlimS&P500は一社当たり満点10点に対し、平均9.33点と驚異的な点をたたき出しています。2位のSlimオール・カントリーは平均7.67点です。3位のSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)は扱いが2社なので平均7点です。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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