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全世界株式の「シーゲル投信」誕生へ

SBI全世界高配当株式 株式投資の心構え
SBI全世界高配当株式
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  こんにちは、SBIアセットマネジメント(AM)は10月16日、アクティブ型の全世界高配当株式ファンド「SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型)」を新規設定します。既に発表していた年4回決算型とともに、運用管理費(信託報酬)は年0.055%です。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の信託報酬年0.05775%よりもわずかながら安いです。親会社のSBIグローバルAMが11日、発表しました。今度は低コストで全世界高配当株式投資信託でかつ、年1回決算型で分配金を出さずにファンド内で再投資するタイプです。国内配当課税を繰り延べる形でファンド内で配当金を再投資し、効率的な複利運用を実現します。はっきり言えば、年4回決算型の上位互換といっていいです。文句なしに「シーゲル投信」であると言えると思います。

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個人的にかなり注目

「SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型)」(愛称:スマートベータ・世界高配当株式(成長型))設定のお知らせ~ 最低コストの公募グローバル株式型(含む日本)で資産成長を重視 ~(SBIグローバルアセットマネジメント)|ニュースリリース|SBIホールディングス

 発表によると、投資対象とするのは、SBI米国高配当株式マザーファンド、SBI欧州高配当株式マザーファンドⅡ、SBI新興国高配当株式マザーファンド、SBI日本高配当株式マザーファンドです。アクティブファンドですので、特定に指数に沿った運用をしないとみられます。想定利回りは年4%程度です。「長期、分散、低コスト」に基づく時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドで運用していく方針には一切の揺らぎはないものの、アクティブファンドとしては個人的にかなり注目しています。運用対象は年1回決算型も年4回決算型も同じです。

年1回決算型一択 

SBI全世界高配当株式
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 分配金がほしい層には「年4回決算型がいい」なんて意見もありますが、同意できません。年1回決算型でファンド内で再投資による国内配当課税を繰り延べる形で効率的に運用し、必要な時に必要な分を取り崩した方がいいと思います。あるいは必要な金額分を毎月定額や年1回に売却するなどすれば済みます。決まった率を決めて毎月定率売却でもいいです。いずれにせよ、可能な限り効率的に運用し、取り崩す額や率は自分で決めたいです。非効率でも何でもいいから年4回決算型をどうしても選びたいならば、分配金は「受け取り型」一択です。年4回決算型で「再投資型」を選ぶぐらいならば、最初から国内配当課税を繰り延べる形でより多くの金額を再投資できる年1回決算型を選ぶべきだと思います。再投資前に負担する税金の分だけ非効率極まりないです。

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