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新NISA口座、証券会社の「圧勝」

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 こんにちは、金融庁と日本証券業協会が公開した少額投資非課税制度(NISA)口座の利用状況調査で、2024年3月末のNISA口座数は2023年末から210万口座の2,323万口座となりました。増加分のうち93%を証券口座が占め、証券口座以外の銀行や信用金庫などは全体の7%にとどまりました。日建電子版が報じました。日経電子版によると、インターネット証券への口座の移管や閉鎖が増えたためとしています。「長期分散低コスト」に基づく時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドなどを揃えているインターネット証券に口座が流れるのはある意味健全な流れだと思います。

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新NISA口座、「非証券」の獲得は7% 1〜3月期 - 日本経済新聞
金融庁と日本証券業協会が公表したNISA(少額投資非課税制度)口座の利用状況調査によると、2024年3月末のNISA口座数は、23年末から210万口座増の2323万口座となった。増加分のうち93%を証券会社が占め、銀行や信用金庫など証券会社...

 詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。日経電子版によると、2024年1月から3月の買い付け額は証券会社の5兆1,678億円に対し、非証券は1兆113億円にとどまりました。2023年12月末の非証券のNISA口座数は9月末比で、順調に口座数を伸ばした証券に対し、減少に転じています。2024年1~3月の速報値では2.2%増の700万口座となったものの、証券は13.6%増の1,623万口座と伸び率が拡大しています。ニッセイ基礎研究所の前山裕亮主任研究員はNISAをきっかけに証券口座の選別が進み、SBI証券と楽天証券の2強に支持が集まっている一方、「地銀は頑張ったところは口座を増やしているが、数を減らしているところもある」としています。商品ラインアップの豊富さやコストの低さ、クレジット決済などをきっかけに比較的金融リテラシーが高い顧客が口座の移管を進めているとみられると指摘しています。地銀でもNISAのつみたて投資枠あるいは、つみたて投資枠と成長投資枠双方に低コストインデックスファンドをそろている金融機関は一定の支持をされているものの、少しでもコストの高い投資信託ばかり積極的に採用しようとする地銀が人気をないのは仕方ないと思います。

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