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市場のタイミングは分からん

SPX2024.0428 株式投資の心構え
S&P500指数の1800年代終盤以降のリターン(tradingviewより引用。対数チャート)
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 こんにちは、日銀の金融政策決定会合で早期利上げに否定的な見解を示された翌日27日の外国為替市場で円がさらに売られ1ドル158円台を突破しました。バブル期の1990年5月以来、34年ぶりの円安ドル高水準です。今後の為替や株価を予想したり、占ったりする記事や報道、ポストを見かけますが、正直って市場のタイミングは専門の教育を受け、研究をしているプロでも当てるのが困難だとされています。ほとんどの人にとって、ほとんど無理だと思ったほうがいいと思います。私個人は「全く分からん」です。

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超難問なのに…

SPX2024.0428
S&P500指数の1800年代終盤以降のリターン(tradingviewより引用。対数チャート)

 為替や株価を当てるのは超難問です。取引の大部分は機関投資家によるものです。世界中の機関投資家の総和が今の為替水準であり、株価水準です。自分だけ出し抜こうと当てるのは極めて難しいです。仮に自分だけが知っている決定的な情報を持っていたとしても、市場に明らかにならなければ反映はされず、明らかになれば瞬時に反映されます(なお、情報を知っている関係者やその関係者から入手した人が該当の銘柄を取引した場合には立派な犯罪です。インサイダー取引に該当します)。AIによる取引もあるので、人の発注では追い付かないです。時価総額加重平均型の全世界株式など世界の市場平均の大部分をカバーしているインデックスファンドならば、仮に市場のタイミングを当てたところで、10年以上の長期的な水準で考えれば今の変動は誤差レベルの違いです。資産配分の方がリターンに与える影響がはるかに大きいです。なお、為替はリスクはありますが、期待リターンはゼロなのでそもそもタイミングも何とかもありません。為替は長期的なリターンを期待するものではありません。今の為替水準が有利か不利かどうかは判断ができません。いずれにせよ、タイミングを読む投資は割に合いません。

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